網走-札幌 特急オホーツク4号 グリーン車乗車記 | コントレイル


網走から札幌まで乗るのはオホーツク4号。キハ183ってのがいいよね。しかもスラントノーズの0番台ってのがたまらない。


遠軽方の先頭車も通常だとスラントノーズなんだけど、この日は白ボウズの183-104だった。
中間電源車に先頭車化改造が施された車両なんだけど、まだ生き残ってたんだね。


余裕こいて、発売日の11時半くらいに品川駅で買ったら既にソロシートは売り切れてたという。



グリーン車はキロハだから半室仕様、ではなくてグリーンの客室はオリジナルのままで、デッキの向こうに設置されてた車販準備室を潰してそこをハザにした、とこれまた珍車両。

まあ183の車販準備室ってのが元々食堂車廃止の代わりに設置されたモノで、当時最新鋭の200系新幹線車両のビュッフェと同等の調理設備を搭載したモンスター車販準備室だったという。準備室で弁当を調製する機能があるとか、誰かツッコミ入れなかったのか。初めから半室ビュフェにすれば良かったじゃん。
今でも北斗のキロ182でもあるけど、件の軒で北斗の183自体でアレな状態だし。

なんか183って、小話がヲタ向きで結構面白い。



自席の5B。網走発車時点ではまだガラガラ。


シートはこんな感じ。JRになってからキハ281仕様に改座されたようだけど、さすがに時間が経ったせいかボロボロだった。


この183は改座される予定はないのかな。まあでもグリーンとしてのゆとりは申し分ないよね。


普通車指定席。モケットは張り替えられたようだけどシートはそのままだね。ここは指定席だけど、既に自由席は溢れてたよ。
車掌がアナウンスで、今日は指定席は満席だから、空いてても途中から誰か乗るから座らないでね的なアナウンスが繰り返し流されてた。っていうか自由席自体1両だからこの時期は酷だよね。
既にJR北海道全体で車両繰りが付かないから、増結は絶望的なもんだから、この日の編成も4両だけという鬼ぶり。


網走を定刻に発車。グリーン車だからドリンクのサービス。


昼飯は駅弁、というか乗り通しだからこれしか選択肢が無い。この車内販売のメニューって便利だよね。列車毎かつ方向別に搭載する駅弁が分かるのは嬉しい。
東日本でもメニューはあるけど、弁当の種類が分かんないんだよね。




女満別で結構乗ってきた。この時点で普通車は自由席はおろか指定席も通路に人が溢れてる状態でグリーン車デッキも立ち席用に開放したが、グリーン車の客室内には入らないように繰り返し放送されてた。

グリーン買っといて良かった。普通車指定席だったらトイレ行くのもままならない状態だし、車販も回らないだろうし。


遠軽で方転。各々席を回転させて、気分も改めて出発。


遠軽発車後、予約していた"かにめし"


こんな感じ。結構軽かったから後でお腹空いたけどね。


網走から札幌まで5時間15分。何気に日本でも数少ない5時間超えの昼行特急列車だよね。
長距離をグリーン車でまったりするのは良い。たまにやりたくなる。


札幌手前でダイヤが乱れたようで、20分遅れで札幌に到着。札幌は既にUターンラッシュの真っ只中で、ホームは大混雑。この列車も折り返しオホーツク5号となるようだ。

次に乗るのは北斗星。遠軽の"かにめし"が軽いもんだから小腹が空いたから、エスタにあるラーメン村へ。


札幌クラシック。一杯飲んで、


ハーフサイズを食べて、お土産を買って北斗星のホームへ向かいました。