B747-8F | コントレイル

ボーイング747-8フレイター、3時間39分のファーストフライトを実施 (より抜粋)


201028日エバレット発 ボーイングは本日、747-8フレイターのファーストフライトを実施しました。このファーストフライトにより、世界で最高の運航効率性を有する貨物機の完成に向けたフライトテストが開始されました。

ファーストフライトは、チーフパイロットのマークファイアースタインとキャプテンのトーマスイムリックの両名による操縦により、機体は午後1239分(現地時間)にエバレットを離陸、午後418分に初飛行を終えて着陸しました。

ファイアースタインは、「この日を実現した何千人もの仲間を代表して、この素晴らしい機体のファーストフライトで操縦桿を握ることが出来たのは本当に名誉なことです。操縦性能は期待通りで、まるで747-400型機を操縦しているようでした」と語りました。

ボーイングの新しい貨物機ファミリーの一員となる747-8フレイターのフライトテストは合計で1,600時間以上を予定しており、今日でその第1歩を踏み出したことになります。今回のフライトでは、離陸後、ワシントン州の西側を抜けるルートを飛行しながら基本的な操縦性能やエンジンのテストを実施し、最高度は17,000フィート(5,181メートル)に、最高運航速度も時速230ノット(時速426キロ)にまで上げました。

GEGEnx-2Bエンジンを搭載した747-8フレイターは、今後フライトテストを実施する場所をワシントン州のモーゼスレイクとカリフォルニア州のパームでールに移し、今後加わる2機のフライトテスト機とともにテストを繰り返します。

747型機プログラム担当バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるモーヤハビは、「ボーイングにとり、そして747型機プログラムにとって本日は最良の日となりました。この日を実現したのは、ボーイング、サプライヤー、航空会社の皆さんの努力の賜物であり、この新型機の性能を実証する今後のフライトテストが楽しみです」と述べました。

747-8フレイターは、他の貨物専用機と比べて最低の運航コストと最高の経済性を運航会社に提供します。全長は、76.3メートルと既存の747-400型フレイターより5.6メートル長く、メインデッキに4枚、ロワーデッキに3枚のパレットを多く搭載可能で、貨物搭載量にすると16%の増加となります。

ヤハビはまた、「現在、世界の航空貨物の半分以上を輸送しており、航空貨物業界においての標準となっているのが747型の貨物機ファミリーで、この747-8フレイターはその地位をより確固たるものにするでしょう」と続けました。

ボーイングは2005年11月14日に、日本貨物航空から8機、カーゴルックス社から10機の発注を受けて747-8型機プログラムをローン、これまでに108機を受注しており、そのうちの76機がフレイターです。なお、フレイターの発注会社は、カーゴルックス、日本貨物航空、エアブリッジ・カーゴ、アトラス・エア、キャセイパシフィック航空、ドバイ・エアロスペース・エンタープライズ、エミレーツ・スカイカーゴ、グッゲンハイム、大韓航空の各社です。


コントレイル 


ちょっと前の話でしたが、B747-8Fが2/8に初飛行が成功したようです。


先に貨物型の-8Fが完成するなんて異例のことでしたが、本来B747って超音速時代が到来したら貨物機に転用するからいいじゃんというある種の開き直りで開発された飛行機でしたからね…。



初期のB747-100登場から早40年余り、充分モトは取れたでしょう!

でもこの会社ちゃっかり旅客用にB747-8Iを造ろうとしているんだからね~。


B-52並みの長寿機になりそうですね。