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安倍４選のニュースがらみなのか、ツイッターのタイムラインに次のようなツイートが流れてきた。

潰瘍性大腸炎という難病に倒れ、職を辞した安倍総理
新薬と不屈の闘志で奇跡的に復活を遂げた

当時の安倍新総裁に対する偏向・侮辱報道がこれ！

『日本は報道の自由がない』なんてあちら様は言うけれど
犯罪レベルの誹謗・中傷
この番組で話していた方は今、どうお考えだろうか？

私は、許せん！ pic.twitter.com/5GFsZq8lTA
— ほるおぢさん (@necoodisan) 2019年3月14日

添付されている動画は「たかじん胸いっぱい」という関西ローカルの番組で、２０１２年自民党総裁選の選挙活動もすでに終盤といった時期のものと思われる。それにしても、たかじん氏が病気療養中でいないのをいいことに出演者全員で言いたい放題だ。

内容の一部でもご紹介しようと思ったが、あまりのひどさに書く気がしない。

出演者は松尾貴史、遥洋子、金村義明、北野誠といったタレント連中で、そこに政治評論家の有馬晴海氏が加わっている。番組は有馬氏が５人の候補者について評価したものをパネルにして、司会の松尾氏が全体をリードする形となっている。

はるおぢさんの「犯罪レベルの誹謗・中傷」も大げさではなく、お笑い系のバラエティだからと許せるレベルをはるかに超えている。

だから、安倍びいきで血圧が高めの人が無理に視聴しなくてもいいが、この中で注目したのが「有馬分析」と称する５人の候補者の能力評価（レーダーチャート）だ。

五角形の頂点が「改革力」で時計回りに「経済」「しゃべり力」「決断力」「外交」となっていて、それぞれ５段階評価となっている。

そして、安倍総理が『改革力３』『経済３』『しゃべり力２』『決断力４』『外交２』となっているが、その決断力についても、有馬氏は「妙に判断力があるが安易で、どれだけの裏付けがあるのかは不明・・・」とマイナスイメージを与える表現をしている。

こんなところからも、この番組がどんな意図で作られているのか見えてくるし、有馬氏がそれに迎合したコメントをしていることが伺える。明らかに安倍総理を過小評価し、当時有力視されていた石破氏や石原氏を過大に評価している。

なにしろ、世界の外交の中心にいる安倍総理の『外交』の評価が５人中最低の２で、石破氏が４というのだから恐れ入る。
石原氏の『決断力４』も驚きだが、その根拠は谷垣総裁を裏切ったからだろうか。

とにかく、一体君はどこを見ているのかと問い詰めたくなるほど偏っている。
台本通りにワアワアいっている芸能人はともかく、こんな自称政治評論家がいまも大きな顔をしていることのほうが許せない。

とはいえ、番組で散々バカにした安倍候補が様々な奇跡が重なって総裁選に勝利したから、彼らの笑顔は消えたことだろう。そして、それ以降は安倍総理の難病を揶揄することも含め、口撃はますますエスカレートした。

当時の野田首相が街頭演説で、安倍総裁がかつて潰瘍性大腸炎で辞任を余儀なくされたことを「（首相には）胆力が必要だ。途中でおなかが痛くなっては駄目だ」と言っても批判されなかったのだから、後は推して知るべしである。

しかし、その政権はいまも続いている。
ニヤニヤと笑いながら安倍総理を貶めていた連中は、いまも悪夢が続いているのである。
安倍総理にはまだまだ頑張ってもらい、彼らが悪夢から覚めないようにしていただきたい。

（以上）

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許せない人達