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内閣府が毎年実施している「国民生活に関する世論調査」で現在の生活に「満足」と答えた人が７４．７％と過去最高となった。

現在の生活「満足」７４・７％で過去最高　内閣府調査
産経　2018.8.24 18:08
　内閣府が２４日に公表した「国民生活に関する世論調査」で、現在の生活について「満足」または「まあ満足」と回答した人が前年比０・８ポイント増の７４・７％だった。現行の質問形式となった昭和３８年以降で最も高く、内閣府は景気回復に伴う雇用・所得環境の改善が要因とみている。

　現在の生活を「不満」または「やや不満」と回答した人は２４・３％で、前年から０・７ポイント減少した。項目別では、所得や収入について「満足・まあ満足」との回答が５１・５％で、「不満・やや不満」（４６・４％）を２年連続で上回った。
（以下略）
https://www.sankei.com/politics/news/180824/plt1808240015-n1.html

アベノミクスの成果はここにもはっきりと表れているが、これを年代別に見ると次のようになる。

内閣府のデータを元に安倍政権が発足した2012年と今回の数字を比較したものだ。

年齢と共に責任が重くなり、それにつれて満足度が下がるのは以前もいまも変わらない。
しかし、その現役世代の満足度向上は高齢者世代よりずっと大きい。
これは各種調査で若い世代ほど安倍政権の評価が高いこととも整合する。

（参考）

これらの評価も、安倍総理が2012年の総裁選で「私たちのリーダーシップにおいて日本は間違いなく輝ける新しい朝を迎える」と前向きのメッセージを発し、それを実現してきたことの成果といえるだろう。

とはいえ、なんとか暗い時代は脱したとはいえ少子高齢化のなかで持続的な経済成長を続けるにはまだまだやるべきことがある。その現状認識と具体的な方向性、やり抜く覚悟を示したのが、前エントリもご紹介した「次の世代のために」と題した寄稿文だ。

今回もその一部をご紹介しよう。
オールドメディアや他人の意見に影響されずに自分の意見をしっかり持っている人の多い若い世代に強く期待していることが伝わってくる。

　昨年の総選挙では、高校生や若い人たち、子育て世代の方々が街頭で足をとめ、熱心に私の演説を聴いてくださったことが大変印象的でした。光栄なことに、年代別に見ても安倍政権に対する若い人の支持率が高いということが各種のデータで示されています。　
　私と同世代が、いちばん低いというのは、私もずいぶん同世代の方に嫌われたものだということで悲しい思いはするわけですが（笑）、他方、最も人気があったのは二十代で、五〇％の人たちが自民党に投票してくださいました。
　

さらに上記の産経新聞社とＦＮＮの合同世論調査結果にも触れた後、次のように続ける。

　自民党への支持率が高いから持ち上げるというわけではありませんが、若い人たちは上の世代に影響されることなく、自分の意見をしっかり持っている。現状維持やぬるま湯を望んでいるわけでは決してない。
　ＳＮＳやユーチューブなど、インターネットがこれだけ発達した時代にあって、自分で多様な情報を集め、取捨選択し、自ら判断している。だからこそいま、年代別の意識の違いが注目を集めているのではないかと思います。
　私はここに、日本を変革するチャンスがあると思っています。そのためにも、正しい情報、ファクトをきちんと伝えていく努力を積み重ねていきたいと考えています。
（20－21ページ）
　

デフレではない状況になったとはいえ、現役世代の多くが経済成長を経験していない。

中には「悲観主義者」になってしまった人もいる。

ここからさらに飛躍するには国民自身がさらに前向きになることが重要だ。

政策や啓蒙で全体のマインドを変えてゆくのは当然として、安倍総理はデフレマインドの影響もあまり受けていない若い世代に特に期待しているのである。

（以上）

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