天水さんから包丁が届いた! | 砥ぎ好きのブログ

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趣味で包丁を砥いでいます!
包丁、砥ぎ、砥石に興味のある方覗いてみてくださいね~。
Yahoo!ブログからの移籍組です。
新参者ですので、よろしくお願いいたします。

テーマ:
天水さんのブログで紹介されていた黒打の包丁を譲って貰いました。
地金に傷があるとかってことで、お蔵入りになりそうだったので、お安く譲っていただきました。
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これは、地金は折返し鍛錬してあるので、盛大に鍛え肌が出ます。
そして、刃金は緑紙を台にして青紙1号、青紙2号、黄紙2号、、白紙1号、白紙2号、菊水(八幡製 白紙2号相当)を積層したものだそうです。
おもしろいですよね~。
毎日お忙しいにもかかわらず、いろんなことを試してみるっていう気持ちが素晴らしいです。
しかし、それを出すのは難しいみたいです・・・。
刃先を拡大してみても・・・。
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地金の鍛え肌は綺麗に出ていますが、刃金は積層がほとんどわかりません。
試しに奥殿天井巣板の柔らかいのと、奥殿本巣板の硬いので切っ先だけ砥いでみましたが、やっぱり積層は見えませんでした・・・_| ̄|○
どんな砥石がいいのでしょうか・・・。
いわゆる地艶砥でこすってみましょうかね・・・。
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おまけで、薄刃を砥いでみました。
これは、元々菜切を買おうと思ったのになかったので、仕方なしに薄刃を買ったという人の包丁なので、本気で砥ぐ必要がなく、菜切と同じ感じで、刃先だけ一定の角度で砥げばいいので、例によってバラさんのスチールウール+天然砥石で綺麗に仕上げるってのを再度試してみました。
元画像
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これのサビを落として、刃先から砥いで行き、切刃の地金はちょっと見栄えが良くなるように軽く砥石を当ててみましたが、エクボなどは取り切れていません。
そして、前回の失敗に懲りて、刃金は北山#8000で光らせてみました。
そして、地金をスチールウール+天然砥石の粉
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切刃が光っているのがイマイチ分かりませんね・・・。
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う~ん、もうちょっと黒くなって欲しい・・・。
でも、エクボとかはそれっぽく誤魔化せるのでいい感じです(^^;)
大量に預かるので、省エネで砥いでいくためには必要なテクニックですよね・・・(・・)(。。)