ネアリカワークショップ、AKIRAライブ、入賞者発表。
ネアリカのおもしろいところは、本人も知らない無意識の才能が現れるところだ。
１１時からのネアリカワークショップもガンガン傑作が生み出されたねえ〜。
AKIRAライブには会場からあふれる約50名の人が全国からかけつけてくれた。
来年9月にめぐ＆ひろしX AKIRAのオペラをサポートする塩絵のいづみ
「2006年の波照間島でのAKIRA ライブからずーっとファンです」というご夫妻が、貴重なオンセンズ時代のポスターと16年前の写真までもってきてくれた！
ライブのオープニングアクトで、中村益子がディジュリドゥで会場を回りながら場を清めていく。
野太い音色なのに繊細で、全身が振動し、調律されていくのがわかる。
吉田五月のボーカルはやさしく伸びやかだ。
オレとのリハーサルで苦手だという「抑揚」もあっという間に身につけてしまった。
1、ムーンタイム
今回のみかん（ギター、ボーカル）は泣かせた！
会場もオレも泣いたよ。
2、おさない瞳
3、びっこの母ちゃん
埼玉からダウン症のダンサーショウヘイがやる気満々で待ちかまえているので、ダンスナンバーではじまろう。
1.名もなき命(with SHOHEI)
2.これはあなたの人生(with SHOHEI)
ショウヘイはマイケル・ジャクソンばりの帽子とキレッキレのダンスで決める。
しかしショウヘイが踊ると会場が癒し空間に変わる。
癒しの国から来た魔法使いだね、ショウヘイは。
ハイボクジャンケン
3.ハイボクノウタ
はらよが撮影してくれたおりえの名唱を聴いて！
のれん分けコラボ新曲でおりえを引っ張り出した。
母親の虐待トラウマからから摂食障害、自傷行為、薬物や買い物などへの依存、ストレス障害、不安障害、鬱、発達障害など人生の底からはいあがったおりえは新しい才能を爆発させている。
マジでやばいほど心に突き刺さるボーカル！
4.雨ニモマケテ(ボーカル：おりえ)
ベテランカウンセラーである埼玉のあゆみもマルチアーティストで、毎回ネアリカでも入賞している。
初めてあゆみとコラボした曲を歌ってもらう。
1曲丸ごとあゆみ名言集だわ。
5.ときめき小町(あゆみ) (with SHOHEI)
※この曲のアルバムバージョンをBGMにしたみかんのYouTubeはこちら
https://youtu.be/Bx0JtbrnEno
6.家族
7.Hallo my mom! (with SHOHEI)
8.それでもぼくは人生にYESという(with SHOHEI)
さてさてAKIRAライブ前半が終わったところで、おまちかねの入賞者発表＆表彰式！
ん？同点優勝か？
直後はいった1票でドラマチックに決まった。
1位 13票 作者：早川雪華
「ネアリカde マンダラアート2022 」
賞品：AKIRA色紙 千晴マグカップ3つ
北海道の曼荼羅アート作家ゆきかはがん治療中である。
オレが「ネアリカ曼荼羅に挑戦せよ！」と言ったら、いきなり初ネアリカで優勝してしまった！
オレもびっくり、神様の贈り物である。
天才ゆきかがつくる曼荼羅によってたくさんの人が救われるので、ゆきかを死なせないと神様が決心したメッセージだろう。
ゆきかのがんは治る！
準優勝 12票 作者：鈴木彩乃
「Roots ー未完ー これからつくるわたしのstory」
賞品：京都土産
なんと彩乃は自分のルーツを探ろうと市役所の戸籍を調べ、この家系図ネアリカを作り上げた！
ひとつひとつの丸は彩乃の両親と祖先なのだ。
一見シンプルな抽象紋様なのに、なんと深い作品なのだろう。
祖先の誰かが欠けても天才アーティスト彩乃は生まれなかった。
連日3時間睡眠でひたすら貼ってきたが、当日までに完成ならずとも、わずか1票差（ほとんど優勝！）で準優勝の快挙はすごい。
3位 7票 作者：播磨空実（くみ）
「あたらしい地球を生きる」
賞品：フラーレン水晶（景品）
プロの画家空実のネアリカ初挑戦作品が受賞！
繊細で美しい美意識は、ネアリカでも健在だ。
しかも天へと帰っていく我々の物語が内包されているところに感動した。
AKIRA賞 みなもとしずか 「WHAT IS ART?!」
オレは誰の作品とは知らず、「一番爆発してる傑作」として選んだら、しずかの作品だった。
すごいリアリズムを描けるしずかの新境地、フォービズム（野獣的作風）がすばらしい！
aushupai（ななえ）ausyupaiさん【犬歯を持つ羽帽子と水海に泳ぐ眉毛の薄い銀髪のタリム盆地にていまだかつてない耳番】
賞品：AKIRA色紙
「ネアリカの革命児」とオレが絶賛するななえは、恐るべき集中力で傑作を次々に産み落としている。
とくにこの作品は強力な不思議キャラクターが全面に打ち出されていて、カウンターパンチにノックアウトされた。
「ネアリカの革命児」ななえはどこまでネアリカ表現の可能性を広げていくのか、予想すらできない。
「天才」という言葉をはるかに凌駕する21世紀最高の天才である。
米屋賞（主催者ちはる選）
「死者の使者（聖蛇）と柳葉魚」Shisha no Shisha （SEIJA）to Shisha mo
古柯 狗尾（こかいぬお）
賞品：世界最高の米！
作者解説によると、苗字からコカインの原料コカ（古柯）を、（花•葉•実）名前から植物イヌノフグリ（犬の金玉）を、隠しております。
謎の作者「古柯 狗尾」Koka inuwoを並び替えると、Uno Kiwakoになる。
作品も謎解きに満ちていて、アイヌ語のシシャモ（スス・ハム）は柳の葉、白蛇は幸運の象徴なのに白と後ろから顔を出しているであろう灰色の尾がふたつある。生者を見守る骸骨が、そっと赤い花を差し出す。
宇野紀和子のネアリカ絵本動画
後半もショウヘイをともに飛ばしていこう！
9.コトバノナイフ (with SHOHEI)
10.Hug yourself (with SHOHEI)
11.PUZZLE (with SHOHEI)
12.ウレシパモシリ (with SHOHEI)
13.move(Dancer：全員)
14.なんくるないさ(Dancer：全員)
15.えん(メディスンサークル：全員)
16.ありがとう(メディスンサークル：全員)
20年近く前にメキシコのウイチョル族からネアリカを伝授され、日本に広めたときには、ネアリカが日本中に広まり、ネアリカフェス（全国ネアリカ大会）が14年も続くとは想像すらできなかった。
世界でネアリカをやってるのはメキシコのウイチョル族と日本だけなので、ウイチョルの宇宙観を地球に残せた伝道者として感無量ですわ。
本家ウイチョル族のネアリカは伝統を守っているのに対し、日本ネアリカ組は年を追うごとに新しい可能性にチャレンジしている。
コラボ作品の独自性、参加作品の革命、受賞作品のとてつもないクオリティ。
ウイチョル族からオレが受け継いだバトンが次世代ネアリカ作家たちに引き継がれてるのがうれしいね〜。
毎回それを支えてくれているのが、縁の下の力持ちのスタッフである。
主催：長谷川千晴
《準備スタッフ》ななえ、しずか、啓子、慶子
《会場設営》陽祐と友人、彩乃、花子、播磨さん、きわこ、ななえ、啓子、慶子、純子
《受付・集計》ななえ、きわこ、はなこ
《動画撮影》動画で数々の受賞歴のある淵之上健一
《配信》しずか、慶子、字幕：いかりゆきひさ（聾者の方が、配信参加してくださり、ゆっきーが字幕つけてくれてます）
《物販》慶子、啓子、純子
AKIRA一押しの京都駅前にある貝だしラーメン「きた田」にてコンちゃん
《出店》伝導(全盲)マッサージ師 こんちゃん（10名ゲット！）
ガラスアクセサリー鈴木彩乃（数万円の作品が売れた！）、手作り食品「星ふぁみーゆ」（完売！！）
《司会進行》みかん
《スーパー癒しダンサー》高柳照平
参加者も生身参加できなかった人も、オンライン配信で歴史的な記録の目撃者になって！下記にてご連絡下さい。詳細をお知らせします。
nearicafes14@gmail.com
長谷川千晴 メッセンジャー
＊アメブロ コメント欄及びメッセージ
＊nearicafes14@gmail.com
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