母の日なので、老健施設に外出許可をもらい弟と二人で母親を食事に連れ出す。去年一時的に預ける筈だったが、結局そのまま居て貰うこととなった。騙したようで後味が悪いが、諸般の事情があり、致し方なし。
刺し身が食いたいとのことだったが、母の日恐るべし、開店時間にはついたが、すでに駐車場がいっぱいで、やむなく前回と同じく、うなぎやのウナギに変更。
ここも一杯で、出てくるまでに40分。弟の近況報告が無ければ場が持たないところだった。彼は親孝行でおしゃべりなのだ。うな重の松で一応刺身付き。
僕らはひつまぶし。
ペロリと食べて、まだまだ元気。前に外出した時より少し歩きにくそうになったし、田植えは済んだかと、何度も聞かれた。老いは確実に来ている。
プレゼントを渡し、最後に久しぶりに買い物に行くかとJAによってみるが、本人に買わせてみると、蒸しまんじゅう以外はあまりお気に召す物はないようだ。
いつもあれもこれもと差し入れるものはあまり好きでは無かったのか？ 村上に寄って、トラ巻きを買って持ち帰らせる。
施設に着くと、振り返らずスタスタと中に歩いていった。
忙しくて申し訳ないが、来週の日曜日は父親と祖母の法事。よろしく頼むと確認して、弟と別れる。
年寄りは忙しいのう！