今日は墓掃除に行こう。お彼岸だ。

道具は既に軽トラに積んである。昨日は雨に出鼻をくじかれ、グダグダと中止にしてしまった。今日は行かなくては。


田舎の墓はワイルドだ


まず草刈りから。

毎回落ち葉との戦い。

犯人はこいつ。ヤマモモの木だが、でっかくなりすぎて、墓の遥か上空を覆っている。枯れ葉を降らせるので、葉っぱのそうじから。


ブロワーを使いだしてから多少楽になった。
壁際の草は刈払い鎌で。

🦟が多いので、蚊取り線香。これが一番効く。

ざっと石を洗って、水を替え、花(シキミ)をさしてと…。あっ! 忘れてきた。

泥道を花を取りに帰り、何とか完了。


お供えは全て猿に食われるので、米と線香のみ。新米が取れたよと報告する。

相手は仏様だ。解脱した方々は既にすべての物に対してのしがらみも、欲もなく、僕がそうしし、お参りしてもしなくても、別に怒ったり、悲しんだりはしないと思う。

でも、それにこだわるのは生きている僕。掃除をしてあげられた。家族の安全と幸せを父ちゃんやばあちゃん、先祖の皆さんに、お願いして、何かした気分になる。宗教って生きている者が癒やされるための手段だと思う。

お墓を洗ったあと、手に残る苔の匂いが僕は好きだ。

一昨年前だと思うが、友人と3人で集まった久しぶりの飲み会。コロナの始まり頃で、少し緩み一度集まろうということになった。その席で、友人から人間は死んだらどうなるんだろうと言う彼らしくない話題が出た。

僕は死んだら何も無くなるんじゃないかという僕の考えを喋った。宗教は生きているもののためにあり、ブッダの教えは生者がどう生きるかを教えるものだと持論を展開し、死んだら何も残らないと持論を展開した。キョロキョロ

お開きは三々五々。僕も家内が迎えに来てくれ、彼も奥さんが迎えに来たので、会釈して別れた。キョロキョロ

その年の年末。彼から喪中はがきが。奥さんが亡くなったとのことだった。ガンで療養を続けていたようで、飲み会のときはもう余命が分かっていたようだ。びっくり

あんなこと言わなければ良かったなと後悔している。何も言わなかったが、彼は深く悩み恐れていたのだろう。僕はそんな彼の気持ちを知らずに、突き放してしまったんだろうか。キョロキョロ

死後の世界は有って、亡くなった人は、魂に形を替えて自分を見守っていてくれている。そういう風に思いたい。彼はそう言ってほしかったのかもしれないね。ショボーン

でも僕も。死にかけたとき、不思議な体験をしている。僕は誰か他の人の人生を生きている夢を見ていた。彼は中年の工具屋さんで、バイクに乗るのが趣味。持病が有って三角のデッカイ薬を飲んでいる。この人は病気で死ぬんだなと思っていたら、人生のエンドロールのような物が流れ、死んだと思ったら、僕は意識を取り戻した。そうだったような記憶が8年以上立った今でも残っている。同じ時間に隣の手術室で手術をしていた方が亡くなったようだ。待合室で2家族が待っていたが、隣の家族が泣き崩れる中、家内は僕は助かると思ったらしい。12時間以上かかった手術は成功。僕は翌日意識を取り戻した。誰かがある意味僕の中に入ってきたような気がした。そんな長い夢だった。びっくり

挿管された喉に溜まった何かにむせながら意識を取り戻した。あれは忘れられない特別な夢だ。びっくり

カエルカエルカエルカエルカエルカエルカエルカエルカエルカエルカエル

家内の誕生日は明日。プレゼントは何がいいか?一度サイズの合わない服を買って大ひんしゅくを買って以来、必ず希望は聞いているが、はっきり言ってくれない。去年の充電式高枝切チェーンソーは不評だった。最近ガーデニングに嵌っているからいいと思ったんだがチュー

今年はみんなで旨いものを食いに行くと言うことで、たまにいく喫茶店の別室で営業している割烹にランチの予約を入た。彼女の希望だ。おねがい

少し高級なランチ。夫婦と子供で少しドライブ。神山は久しぶり。口笛


たまにキャンプに行ったり温泉に行ったりしたときに寄る松葉庵。ランチの和食の味が良く、この店の息子さんが料理人として店の一角で営業している、麟角に行ってみようと言うことになったのだ。6席位のこじんまりとしたスペース。

タチウオの造りは、参考にさせていただきます。極細造り。こういうのもありなんだね。
これなら皮も気にならないびっくり

どれも薄味で良い味だった。ただ、椀はもう少しはっきりした味の方が良かったかも。午前中墓掃除に励んだオヤジのは少し繊細すぎる味。チュー



デザートはコーヒーと水饅頭。クリアでいい味。ここのコーヒーは大好きだ


まだまだミンミンゼミが大声で鳴いてる。ねえ彼女こっちへおいでよ! 楽しもうよ!と必死に誘っているのか? 必死過ぎて怖いよ。ガーン




神山温泉の脇の川辺に降りて見る。台風でいくぶん増水しているようだ。家内と娘は靴を脱いで、水に入っていく。こいつら前世はカッパか? 水遊びをしたがる奴らだ。チュー

予約していた誕生日のケーキを貰って帰る。



朝の墓参りの道具を片付けた後、実家の庭で、茗荷を探す。一個だけ発見。えーっ! 一個だけ?いつもこの時期には結構採れるんだけど。

もうそうめんの薬味も要らないけどね。茗荷って地面からニョキって生えて来る。チュー


明日は敬老の日。被るのは嫌だと言うことで、ケーキカットは本日に。誕生日前夜祭だ。口笛

と言うことで、今週も釣りは休み。休んでる内に、そろそろアジかな?ニヤリ