予想を行う上で、PCIと独自指数を使っております。

 

PCIはTARGET(※)で出力されるペースチェンジ指数です。走破タイムを残り600mで前後半区切り、そのタイムを距離的に1:1(50:50)に鳴らした時に、前後半のタイム比率がどのくらいかを示したものです。

 

興味がある方は以下を見てみてください。

 

JRA公式データ配信サービス JRA-VAN NEXT

 

 

 

独自指数の方は、競馬場/距離別の走破タイム(いわゆる「持ちタイム」)を同一に補正して、競走馬の能力を比較できるようにしています。

 

これと、上3Fのタイムを合わせて、想定されるペースの場合にどの馬が一番早く走れるか?というのを算出して予想しています。

 

しかし、実際に予想していてハズレているレースを振り返ってみると、いくつか問題があることが発覚しました。

 

 

①ダートは重経験がある馬が高い指数となる。重経験がある馬の方が少なく、弱くても重経験があると持ちタイムが早くなるため、高い指数となる。

 

②ダートレースにおいて芝経験がある馬が高い指数となる。重経験と同様に芝の経験のあるダート馬の方が少く、芝のタイムの方が早いために指数も高くなる。

 

③上3Fのタイムが競馬場毎に補正しておらず、同一基準で比較している。直線の長さ、小回り大回りの違い、坂の有無が考慮できていない。

 

特に②は当然単純比較はしておらずコースレコードのタイム差を使って補正しているのですが、それでも芝の方が指数が高くなるような傾向になってました。

 

 

 

この来週の予想からはこの問題を取り除いて予想しようと思います。