Lumiere Petillant
Lumiere Petillant

ルミエール1

皇室御用達!
123年の伝統を
飲んで下さい!!

個人的にもかなり気になっている、日本産のワイン。
『志』ある造り手が増え、今、かなり注目を浴び、海外にも輸出が始まるなど、その個性が海外からも認められつつあります。
が、そんな今に至るまでには、『良いものを』と思う日本ワインの造り手にとって、決して容易な道のりではありませんでした。
そんな中、何と、元を辿れば、123年の歴史を刻み続け、日本ワイン、いや、日本に欠かせないワイナリーがあるのを、ご存知でしょうか。
そのワイナリーこそ、今回ご紹介する、『ルミエール』なのです。
『ルミエール・ワイナリー』の元となる、降矢醸造所の創業は、明治18年。
その間、日本の様々な、ワインを取り巻く歴史と共に歩み続け、中には、日露戦争時、陸軍・海軍の滋養のために戦地に送られたという事もあったそうです。
そして、大正7年には、『皇室御用達』となり、現在も続き、平成5年の皇太子殿下ご成婚の際は、シャトー・ルミエールを御献上したなど、皇室と深い結びつきもあるとか…。
そんな歴史的背景だけでなく、当のワインが、『モンド・セレクション』をはじめとする、世界のコンクールで、数々の受賞を果たすという実績も!
その品質を支えるのが、自社ブドウと、強い信頼関係を築き上げた、栽培農家から直接買い付けるブドウの品質。
工場長いわく…
【自信】
『JAから買わず、直接契約しているのは、うちが唯一だと思います。
ブドウも、その質によって買取価格を変動させるなど、生産者に、より良いブドウを作ってもらうための働きかけを行ってきた成果が出ています。』
との事。
ここ数年、日本ワインがメディアに取り上げられる事が多くなっていますが、それ以前から、地道な歩みを続けてきた成果が、着実に、このワイナリーの品質を向上に導いてきました。
そして、これだけの歴史があるにも関わらず、ルミエールは、更なる前進を目指しているのです!
『現在建設予定の醸造所は、重力を利用し、よりワインに優しい環境を目指しています。』
との話も。
そんな前進し続ける『ルミエール』の今を代表する一本が、今回ご紹介する、ぺティアンです。
何と、甲州種100%!
このぺティアンの存在を知ったのは、雑誌『料理通信』の取材で、フランスの自然派を代表する、ドメーヌ・ド・ラ・サンソニエールのマルク・アンジェリ氏と、ドメーヌ・レキュのギィ・ボザール氏が、タイトなスケジュールの中、日本のワイン産地を訪問。
志の高い日本の造り手と会い、彼らのワインを飲み、その進歩、可能性の大きさに感銘を受けたという記事を通してでした。
その際、マルク・アンジェリ氏は、このぺティアンの美味しさに『是非、少しだけでも取っておいて熟成させてみて欲しい!』とのメッセージを残したほどなのです。
いてもたっても居られず、問い合わせたところ、幸運にも分けて頂ける事に!
ただ、このぺティアン、2006年の試験的試み、そして今回のリリース、2007年が、初の正式リリースという、記念すべきものでした。
2007年産は、今年の冬リリース予定。
生産量を増やす計画はあるものの、需要がそれを上回りそうな人気だとか(;^^)
そんな訳で、まだ定番的にはご紹介出来ませんが、少しだけでも是非ご紹介したく、今回のご紹介となりました。
日本のワイン史と共に歩んできたルミエールが、日本の誇る甲州種で生み出した、『今』を代表する一本、ご紹介です!

ルミエール・ぺティヤンNV(2010)(白・微発泡)[Y]
甲州種で造った泡!
甲州種ならではのキレのある味わいと泡立ちが、なんとも心地よいフレッシュ感を醸し出すこの1本。
繊細さも併せ持つ絶妙な旨みとバランスが、なんとも魅力的です。
常備しておきたい美味しさです♪
近年ますます、日本ワインが注目されるようになっているのは、ご存じの通り。
タカムラでも、日本ワインに特化した試飲会を開催させて頂きました。
お客様からも…
 
『随分進化してますね。来て良かった!』
『イメージ変わりました!今後はもっと飲みます。』

などと、今後の可能性を感じさせて頂くコメントを頂戴し、スタッフ冥利につきる時間を過ごさせて頂きました♪

勿論、日本ワインも、海外のワイン同様、タカムラのセレクトで選んだワインを、今後もご紹介させて頂くつもりですが、そんな中でも、タカムラが早くからご紹介し続けていたのが、ルミエールが手掛ける、甲州種で造った泡、ぺティヤン!

甲州種ならではのキレのある味わいと泡立ちが、なんとも心地よいフレッシュ感を醸し出すこの1本。
『季節的にも、皆さんに是非、飲んで頂きたいな♪』
 と、思っていた矢先…
2010年からスタートした、KOJ(=Koshu of Japan)による、甲州ワインのヨーロッパ輸出プロジェクトの一環で、2011年1月に行われた、ロンドンでのプロモーションの様子が書かれた記事の中に、とっても嬉しい記事を発見!
■『ワイナート誌63号』より抜粋■
~ヨーロッパ進出へと加速~ =甲州ワインの挑戦=
18日に開催されたジャーナリスト対象のマリアージュの会にて。
スタイルの点で特筆しておきたいのは、ルミエールが出品したペティヤン。
発泡性の甲州の出品は今回が初だが、参加者の評価は上々。
サクラを思わせる色合いもよく、今後の可能性を感じさせた。
そう、海外のワインのプロ達からも、ルミエールのペティヤンが、熱い視線を浴びたのです♪
その記事に喜んだ半面、ふと、我に帰りました。

『いや、待てよ。そう喜んでもいられない…』
 
このペティヤン、年々人気が出ているのか、前回も欠品してしまい、次のヴィンテージまで待たねばならない事になってしまっていたのです(^_^;)
そんな中での、この記事。

『もしこれで、海外からの需要が高まると、ますます手に入りにくくなってしまうかも。』

と、そんな心配もよぎる今日この頃(汗)
でも、皆様に飲んで頂きたいから、今、ワイナリーの在庫があるうちに、皆様にご紹介します!

世界が目を向けた甲州泡!
それは、ルミエールでした!!
今回、『ワイナート誌』でも取り上げられたのが、このペティヤン。

■ワイナリーHPより抜粋■
地元では、昔から作られ親しまれていた甲州ぶどう、甲州栽培に適した地の山梨県笛吹市一宮町南野呂の甲州種を100%使用したスパークリングワイン。

程よい酸味の爽やかな発泡性ワインに仕上がりました。甲州種の魅力、ほんのりとしたにがみ、素朴な味わいを包みこみ、綺麗に泡立ちます。2009年は、甲州種由来のすみれ色の花ような色合いが特徴です。

※アルコール発酵(1次発酵)で生じる炭酸ガスをそのまま自然な形で含んだ発泡性ワイン。

個人的にも『オススメの日本ワインは?』と、聞かれると、必ず名前を挙げる1本なので、この評価は本当に嬉しい半面、入手が難しくなることへの心配も…

とは言えども、やはり嬉しいこの知らせ♪
皆さんも、世界でも認められた1本をお楽しみ下さい!

 ■ワイン名(原語) / Lumiere PetillantNV(2010)
 ■色 / (白・微発泡)
 ■味わい / 辛口
 ■ブドウ品種 / 甲州100%
 ■生産者名 / ルミエール
 ■産地 / 日本/山梨県笛吹市一宮町南野呂
 ■原産地呼称 / -
 ■生産年 / NV(2010)
 ■内容量 / 750ml
ワインハウスタカムラより)



ルミエール・ペティヤン2010年
LUMIERE Petillant

ルミエール・ペティヤン2010年 750ml 2400円
タイプ 辛口白 発泡性(スパークリングワイン) 3~3.5気圧
葡萄品種  甲州種100%(山梨県産)
生産本数 -本  【コルク栓です。】
2009年物が、第8回国産ワインコンクール2010で銅賞受賞
2008年物が、第8回国産ワインコンクール2010で銅賞受賞
「日本のワイナリーに行こう2009」誌おいしいワインスーパーセレクト10・に選出

  地元では、昔から作られ親しまれていた甲州ぶどう、甲州栽培に適した地の山梨県笛吹市一宮町南野呂の甲州種を100%使用したスパークリングワイン。程よい酸味の爽やかな発泡性ワインに仕上がりました。甲州種の魅力、ほんのりとしたにがみ、素朴な味わいを包みこみ、綺麗に泡立ちます。「ルミエールワイナリー様のコメントより」
※ベティヤンは、自然な泡たちを楽しんでいただくために、ビン内発酵後の濾過を行っていません。そのため沈殿物(酒石等)が残っていますが、これはぶどう果実に含まれている天然成分であり、酒質には全く問題ありません。
かのや酒遊館より)



ルミエールのHPはこちら


タカムラワインハウスにて購入。2286円。
2012年4月27日抜栓。コルクにはなにも刻印されていません。グラスはイタレッセシャンパングラスを使用。色は黄色に桜色を混ぜた色。とても綺麗な桜色が入っています。泡立ちは結構しっかりとしています。香りはさほど強くありませんが、白桃の香り。味わいはとてもピュアで、白桃の甘さを感じます。適度な繊細な酸味が全体を引き締めています。深みはありませんがとても飲みやすく、後口にほのかにはちみつのニュアンスを感じます。カニと合わせましたがマリアージュばっちり。これはどんな和食ともあいますね。これ、おいしいわ。