うま味は日本人が発明?した物だそうです(日本うま味調味料協会より)。
そして、うま味であるグルタミン酸を昆布から抽出し・・・・・
もの凄い功績だと思うのです。
数年?10年くらい前でしょうか。
必死(多分)になって、味の素はサトウキビ由来であって、
化学調味料ではありません(言ってはいないが、暗に言っているような感じ)。
などとコマーシャルでやってました。
その昔、化学という呼称は悪い意味では無かったと聞きました。
が、我々日本人は、たくさんの公害・社会問題を得て、
化学に対する印象を完全に変えてしまいました。
残念ながら、一度定着したイメージは中々ぬぐえません。
今、ベトナムに住んで居るのですが、ベトナム料理は汁物が多い。
ブン、フォー、ホゥティウ。ラウ(各種鍋類)。
牛骨や豚骨、鶏ガラでスープ取るのですが、
仕上げは大量の味の素か、味ゴン(AjiNgon、味の素のブランド)を投入。
何か口に残る嫌な感じがあります。
入れすぎなんです。
かつてトルコに居たとき、良いレストランは羊や牛の骨でスープをとり、
イシケンベ(ミノスープ)などはそれはそれは旨いものです。
しかし、小さなロカンタ(食堂)は、残念ながらスープの素を使います。
韓国に10回以上渡航しているのですが、彼の地は飯と汁が旨い。
日本語のメニューなど無い所を探してさがして行くのが楽しいのですが、
そういう店はシンプルな料理を出します。
そもそも日本と違い専門店が多い韓国(ソウル)です。
出している料理は1種類というところが多い。まあ、付け合せありますが。
そういうところで、トガニタンとかチョングッチャンとか、
日本ではお目にかかれない汁に出会えます。
沢山の雑味(いい意味で)の中に化学的な味わいはありません。
そんな韓国でも、チェーン店や大きな施設の中のお店など、
人工的なスープが出てきます。
東南アジアは、このうま味調味料に席巻されています。
簡単に、安く、美味しくできる。
原料のサトウキビが沢山採れるということもあるのでしょう。
子供の頃、漬物の上はキラキラと輝いていました。
家でもそば屋でも、定食屋でも必ず味の素やハイミーがあり、
漬物はいつもキラキラしていました。
酒の等級制廃止、塩の専売法廃止
などの影響で、純米酒が増え、本物の塩が市場に出るようになり、
塩が自由になるという事はニガリが採れるので、豆腐も旨くなり・・・
日本は本物志向などと言う言葉とともに、食卓が本当の意味で豊になりました。
おそらく、これは想像ですが、
味の素の売り上げは国内で頭打ちか減少となったのでは。
そしてアジアに展開したのでしょう。
しかし、使い過ぎは。。。
本当に、残念ながら舌がおかしくなるくらいの物もあります。
実際に使用法などを聞いたこともあるし、見た事もある。
入れすぎです。
ベトナム人が旨いというところ、大体たっぷり使っている。
もう、醤油すら何か入っている。
ミシュランの星が世界一の国の人間として、
世界に誇る企業である味の素の国の人間として、
複雑な気持ちです。
ちなみに、アミノ酸。
運動をしています。
アミノバイタルは欠かせません(笑)。
