私は、会社を設立以来、


「社長たるもの完璧でなければいけない」


「社長が苦手を持っていてはいけない」


自分がスーパーマンでなくてはならないと、考えていた。


そんな風になれないとはわかっていながら。。。


そんな時、二人のタイプの違う社長にお会いし、オフィスをお邪魔する機会がありました。



一人の社長は、文字通りのスーパーマンタイプ。いわゆるカリスマ型のリーダー。


経営における全てのことに精通していて、何でも完璧にこなすことができる。お客様からの信頼も厚い。

本人はそんなつもりはないようだが、どこかで「自分がスゴイ」オーラーが醸しだされている。


オフィスには会話が少なく、社員は黙々と仕事をしている。ミーティングの場面にも出くわしたが、

話しているのは社長だけ、社員はひたすらに社長の指示を待っているように見える。


指示をすることについて、彼はこんなことを言っていた。


「自分は過去に色々な失敗をしている、同じ失敗を部下がする必要はない。だから自分の経験を基に

 それはやらない方が良いということをアドバイスしている」



もう一人の社長は、失礼な言い方だが、一見すると普通の人。


彼は本当に自然体で、顧客にも社員に対しても偉ぶるところが一切ない。逆に頼りなくも見える。


この方のオフィスにお邪魔すると、社員の笑顔や笑いが絶えない。社員も社長に、「そんなこと言ってないで

ちゃんと仕事してくださいよ」なんて冗談?も飛んでいる。


自分のスタイルについて、彼はこんなことを言っていた。


「自分一人で全てができるとは思っていない。自分より優秀な人を集めるには、社長に可愛げがある方が

 良いんですよ」



一概にどちらが良い、悪いとは言えないことだと思うし、企業規模や成長ステージによって良し悪しは変わってくるとは思います。


ただ、部下や共に働く仲間の可能性を引き出すという意味ではどうでしょうか?


スーパーマンである経営者は、人を牽引する力はあるが、どこかで


部下が自ら考えたり、試行錯誤するという営みを妨げてしまってはいないだろうか?


組織はトップの器で決まるとも言いますが、完璧さ、カリスマ性を追求するがあまり、部下がそれ以上の器、あるいは異なった個性の器になることを止めてしまうのではないか?


頼りない社長ではいけないが、自分の完璧さにこだわるあまり、仲間の成長の可能性を邪魔する存在であってはいけない。


むしろ自然体の方が、良いこともあるんだな~


そう考えると、スーパーマンになるよりも、普通の自分で居続けることが大切なような気がしてきて、


少し肩の力が抜けてきました。


ただ、仕事への情熱は忘れずにルパン



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