昨日、企業研修の受講生の方お二人と久しぶりに再会しました。


その当時の思い出や、近況報告をしているところで、二人の会社の現在の状況の話になりました。


話は、ブランドの再編に及び、その中で一人の方がこのようなことをおっしゃいました。


「売上が伸びている時は何も言われなかったのに、売上が昨年の90%とか80%になったとたんに、蒸し返したように、やり方に対して指摘する人が増えるんです。そしてブランドに関するそれぞれの考え方がバラバラなんで、結局何をすべきかがはっきりしない状態なんですよね」


その時、私は、以前企業理念についてお客様と議論をしている時のその方の言葉を思い出しました。


「いつしか会社が売上という結果でしか評価をしなくなっていた。売上が落ち込む状況に直面したとき、

売上以外の物差しで、何も語れない状況になり、企業理念というものを明文化する必要を感じたのです」



売上以外で自分達を語ることができるか?



「売上は全てを癒す」という言葉がある通り、大事であることは言うまでもありません。


又、売上が上がらなければ、どんなに良いことを言っていてもそれはうつろなものでしかありませんね。


ただ、自分を語る物差しは売上だけではないですね。売上だけであれば、売上を作ることが困難な今のような状況では、推進力は弱まってしまいます。


では、売上以外に自分を語るモノサシとは何だろう?


自分の人生観や、夢、想い、道徳観....


こういった、自分なりのモノサシを持って、物事を判断し、行動するからこそ、困難に直面しても前進し続けるエネルギーが生まれるんですね。


実際に、経営者の方とお会いすると、自分の実績や経験はもちろんだが、必ず、こだわりや軸が何かを聞かれることが多いです。経営者という立場になれば、自分を語れるモノサシが殊更重要になるのだと思います。


自分は、実績以外に、自分を語れるモノサシは持っているだろうか?


そして、それを躊躇することなく語っているだろうか?


そんなことを考えさせられた瞬間でした。


ちなみに、お会いした方の会社の役員の方は、売上以外のモノサシをきちんともち、ブレることなく前進しようとしているそうです。素晴らしい方ですね。


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