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クッキーと暮らすようになったいきさつを書きます。

と言っても、そんな大したことではなくて、娘のおねだりに負けただけなんですけれど。

小学校に上がるか上がらないか位の時から
「犬が欲しい」と言い始め、ことあるごとに「うちは飼わない」「狭いから無理」「おじいさん、おばあさんにも聞いてごらん」とダメ出しをしてきました。
その度に泣いていました。
二年くらい、そんなやりとりがあって、一時はあきらめたのか、言わないようになっていました。

夏のお盆前の日曜日、ペットショップに魚の餌を買いに行きました。
そこで犬見るだけ見て良い?っていうので見ていました。
コーギーと何かのミックスが居たんだけど、女の子よりかは男の子だね、と言ってその隣にいたのが...
クッキーだったんです。

その時まではダックスやコーギーやトイ・プードルばかりショップにいて、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルなんて長い名前なんか知らないし(パグですら親戚が飼っていて初めて知った私です)、「変わった犬だな、毛がこんなに長くなるの?想像できないな」くらいにしか思いませんでした。

軽い気持ちで「暮らすならこんなのが良いのかな」なんて娘の前で言ってしまったからさぁ大変。
「欲しいな病」が再発。娘は一目惚れだったようで、帰りの車内で「あの犬が良い、早くしなきゃ売れちゃう」と大泣きになりました。
「じゃぁおじいさん、おばあさんにも聞いてごらん」と言ってみますが、なかなか聞こうとしません。
実は密かに義父母とは「三年になったら犬飼っても良いよ」と密約を交わしていたらしいのです。
今は二年生なので、聞いてもダメだと思っていたらしいのです。
自室に閉じこもり、1時間くらい泣いています。「無理でも良いから聞いてご覧」「やだ」を繰り返し、
ようやっと聞きに行きます。でも義父からは「三年になってから」としか答えが返ってきません。
再び閉じこもり、大泣き。

しょうがないので、「おじいさん自分で納得させてご覧、そしたら連れてきても良いよ」と言って何とか布団から出します。そこの交渉は私は知りません。けど義父のOKが出たので、話はまとまったようです。
義父は「飼うなら和犬だ、血統書のついた良いやつな」等と訳の判らないことを言っていました...

しょうがないので「家族納得させるんで写真撮らせて」と頼み、クッキーの写真を撮り「この犬が良いんだって、娘が選んだ子だからね」といって納得してもらいました。
もちろんその時に仮予約してきました。

次の週、「ホントにこの子で良いの?他の子見て心動かないだろうな」と思い、市内の店何カ所か見て回ります。でもクッキー以外は目に入らないようでした。

私はそのために街乗りのバイクを一台(一生モノだと思っていたのに...)兄に譲りスペースを空け、クッキー城を作り、受け入れの準備をしました。二週間、キャバリアってどんな犬?ってところから始まって、寝るときは?昼間は外で良いの?とか。

娘はことあるごとにクッキーの居る店に義父に連れて行ってもらって、抱っこしたり、お店にあるプチ・ドッグランで散歩させてもらったりしていたようです。(お店の方々、つきあわせてごめんなさいね)

9月2日、クッキーがやってきました。