☆AKIRA☆のサプリ ~agel/アジェルの宝箱~ -8ページ目

【先生に聞く 腸イイ話 腸内細菌と健康】乳酸菌で便秘・ストレス対策



さまざまな腸内細菌がすみついている腸内フローラ(腸内細菌叢(そう))は、良くも悪くも私たちの体に影響を与えます。腸内フローラが乱れると免疫力が低下し、風邪などの感染症にかかりやすくなります。また、ニキビや肌荒れなど皮膚病を誘発したり、肝臓疾患や発がんなどに影響する可能性も指摘されています。


 便秘も腸内フローラを乱す原因の一つですが、一方で腸内フローラが乱れていると便秘になりやすいともいえます。便秘は便が腸内で長時間たまり、外になかなか押し出せなくなっている状態といえます。女性は、食事の量が少ないのと女性ホルモンの関係で腸からの水分吸収が増え、さらに腸管の動きが悪くなってくると便秘になりやすいのです。


 食べる量が少ないとどうしても便が出にくいので、便のかさを増やす食物繊維を含むものをたくさん食べるようにしましょう。また、ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株を含む乳酸菌飲料などは、おなかの中の善玉菌を増やし、腸内フローラのバランスを整えてくれます。


 便秘と同様に気を付けたいのがストレス。ストレスは腸管の動きや消化酵素の分泌に悪影響を与えるといわれています。強いストレスは食べた物の消化を妨げ、腸の中の悪玉菌を増やしてしまうのです。不安や怒りなどの精神的ストレスから腸内フローラが乱れることが分かっています。


 ストレスをなくすのは難しいですが、軽い運動は物理的に腸管の動きを良くし、ストレスの軽減にもなります。一方で、日頃から乳酸菌を含む食品をとって腸内フローラのバランスを整えておくことは、ストレス対策にもなるのです。(東京大学大学院農学生命科学研究科教授 伊藤喜久治)




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