夏バテと体型・年収は、こう相関
夏バテ予防策として6割以上の人が少なからず食事を考えており、女性の方が男性より夏バテ予防食材への意識が高い。また世帯年収が高い女性は「ショウガ」を積極的にとる傾向がみられた。ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」を運営するエルネットが、夏バテに関するこんな調査結果をまとめた。
夏バテ予防として積極的に食べている食材としては(複数回答)、女性では首位が「ショウガ」、2位が「酢」、3位が「梅」であるのに対し、男性は「ウナギ」「納豆」「豆腐」の順だった。
世帯年収別に夏バテ予防を意識して摂る食材の割合をみたところ、女性は世帯年収400万以上で他の食材より「ショウガ」を積極的に食べている。400万円以上600万円未満では6.4%、600万円以上800万円未満では7.1%、800万円以上1000万円未満では7.6%、1000万円以上では7.9%と年収が上がるほど「しょうが」率も高まる。
夏バテ予防の食材について「特になにも考えていない」と回答した女性はいずれの層も10%を下回り、800万円以上では8%を下回った。
一方男性は、年収1000万以上で「ウナギ」率(8.3%)が高くなった。また800万円未満の層では「特になにも考えていない」とする割合が10%以上だった。
体型と夏バテの関係を調べたところ、「太っている」人の場合、「夏バテする」「やや夏バテする」の合計が女性では56.7%、男性では41.3%。「やや太っている」人は女性が58.0%、男性が41.3%だった。女性は「ふつう」「やや痩せている」「痩せている」人ほどその割合は低下し、一方「あまり夏バテしない」とう割合が増加する。男性も「ふつう」「やや痩せている」「痩せている」体型の人は「あまり夏バテしない」率が太っている人より高いものの、「痩せている」人は夏バテする割合も47.1%と多い。
同調査では、20―70歳代の男女各500人を対象に、過去3年間の夏バテの状況についてアンケートに回答してもらった。
この記事は日経ウーマンオンラインに帰属しています。
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20110721/111582/?ref=health-illness-shin



