またまた令和の虎

高校1年生の高校生が

幼い頃からテニスをやっていて

自分で稼いで

ウィンブルドンに出たいから

投資してくれと。


テニスとかってそれで稼ごうと

思ったら100位以内に入って

プロになってそこからさらに

世界ランキングに入らないと

ウィンブルドンには出られないと。


世界各国を回るわけだから

金がいる。だが親の世話には

なりたくないから起業して

ウィンブルドンに出たいと。

もうね、この思考なら何やっても

成功するよ。







娘が言ってたんだけど

新入生に楽器を教えるのに

ロングトーンって同じ音を

長く吹くって練習をしてもらう

んだけども1週間もすれば

その子が伸びるか伸びないかわかる

と言うから、

中二でそんなクソ生意気なと思って

その根拠を聞くと、


三人いて同じ様に指示しても

三者三様だと。


1. 音を伸ばせと言われてただ

伸ばすだけの子

2. そもそも伸ばせない子

3. どうしたらもっと長く綺麗に

伸ばせるかと考える子。

最後のタイプが一番伸びる

よね。


とこんな具合。

勿論部活に対する熱量の差

とかあるだろうけど同じ人間のやる事

なんだから基本的な思考は

変わらない筈だと言うのが娘の

主張。

頑張る子は何をしても頑張るし

考えは子は何をしても考える。

人なんてそう簡単にかわらない!

と。

それはそうだよ。

言われてみればそうだ。


うちの若い子も二極化してる。

打たれ弱い子なんかはもう

腫れ物だからやめない程度の

仕事しかしてもらわないでいいよね。

ってなるし

逆に食いついてくる子は

こっちも何とか育ててやろう

と思うね。

贔屓だと言われない程度にね。

ただ管理職である以上

どんな人でも使えないと

今の時代やっていけないのが

辛いとこだね、


最近叱らない育児とかなんとか

甘やかす風潮がトレンドっぽいけれど

何でもかんでも肯定しかされないと

社会に出てから役に立たん人間

にしかならないよ。


俺は昭和生まれだからバイトしても

就職してもキツイ事とかいっぱい

あったけど何でか知らないけど


今にみておれ。

見返してやる。


ってのは根底にあったね。

そういうのって大事だと思うよ。


今の嫌なことはしなくていいよ。

みたいな風潮に流されず、

寧ろそう言う時代だから

厳しく育てるんだと言う同僚

もいる。


そうだよな。相対的に価値が

上がる。


やっぱり良いところを伸ばす

のはいいけど苦手な事、嫌な事を

克服する能力がないとね。

お金を稼ぐのが苦手な子ばかり

になったらどうすんの

と言う中でこの子の様に

自分の力で這い上がろうと

する子がいて少し安心した。

NHKより為になるんじゃないの。