名曲 Feel Like Makin' Love を聴き比べます。
数多くカヴァーされているので、
私の好みのものだけですが。
まずは、オリジナルのRobert Flackのバージョンです。
オリジナルはあまり聴かないので、久々ですが、
実にいいメロディです。ロバータも優しく歌っていますね。
シングルは1973年にリリースされていますが、
アルバムのリリースは1975年の同名タイトルになります。
さあ、次は、多分一番有名なカヴァーだと思う Marlena Shaw ですね。

名盤Who Is This Bitch, Anyway?に収録です。
リリースは1975年ですので、実はRobartaとアルバムは同時期になります。
このカヴァーは本当にレコードが磨り減るほど聴きました。
しっとりと始まり、2分当たりから
David T.WalkerとLarry Carltonの二人のGuitarが
徐々にグルーヴを曲に与えていくさまは
圧巻ですね。
まさに、ギターがビートを刻むように。流石です。
途中から自分の横揺れが増してくるのを感じます。
BassはChuck Rainey、DrumはHarvey Mason
すごい面子です。
Marlena Shawのライブを一度観た時、
このアルバムからだけの演奏に痺れたのを思い出します。
やっぱり、MarlenaShawのカヴァーが私にはベストです。
さあ、次はJimmy Smithです。
こちらは、Youtubeがありませんでした...涙
ソウルファンからは意外と知られていない名曲だと私は思っています。
sound cloud にありましたので、こちらからどうぞ。
曲の方は、Jimmy Smithのオルガンは後半から登場するのですが、
前半と終盤のRay Crawfordのギターが
兎に角、物凄く良いので、必聴です!
特にエンディングのオクターブ奏法で弾くところなんかはたまらないです。
暗がりで飲酒しながら聴くと最高です。
続いては、最近のところで、D'angeloを。
こちらはD'angeloのヴォーカルに尽きますね。
絶品です。
ホーン、ワウギター、切れのアルドラム、ファンキーでいいです。
もうちょっといきますか。
Bob Jamesのバージョンは、
当然、ソフトな仕上がりで、
彼のエレピはいつも安心して聴けますね。
ラスト、George Benson。
何で歌っちゃうんでしょうね。非常に軽いです。
自分としては、GeorgeBensonなのに、
がっかりしたのを思い出します。
彼には、80年代という時代が影響していますね。
この曲は80年代のカバーには向かないと思います。