何か見えない力に吸い寄せられるかのようだった。

おそらくあなたも、今までの人生を振り返ると

そんな経験をしたことがあることだろう。

JR九州久大本線の南久留米駅に向かったのも、特に用があったわけではない。

ただ、この木造建築の駅舎には魅せられた。

昭和3年(1928年)の開業いらい93年間、乗降客を見守っている。

南久留米駅

昭和レトロな電球が、ぶら下がっている。

天井を見上げて、ある一点に目が引き寄せられた。

ダビデの星(六芒星)。

イスラエル国旗にも描かれている。

それがなぜ、ここ南久留米駅にあるのだろうか?

都市伝説にもなりそうなミステリーだ。

駅には平成26年(2013年)7月26日に西日本新聞に掲載された記事が掲載されている。

「謎の六芒星」

地元の新聞社も、このダビデの星のミステリーを取材しにきているようだ。

 

戦時中は多くの若い兵士が、ここ南久留米駅から出征していったそうだ。

 

陸軍の部隊も久留米にあったそうなのだが、

陸軍は五芒星なので、違うらしい。

そもそもこの駅は陸軍の施設ではない。

つまり、このヘキサグラム(六芒星)が、なぜこの駅に存在するのか

令和3年の現在、誰ひとりとして明確な説明をすることができないのだ。

 

『六芒星の形は、日本では古来、竹などで編んだ格子の目「籠目」(かごめ)と呼び、

魔除けに使っていた。』

(先の西日本新聞の記事より引用)

 

戦地へ向かう兵士の無事を祈願する魔除けだったのだろうか?

 

この六芒星の真下に秘密が隠されているのではないか?

と、勝手に推測する。

 

関暁夫の都市伝説で、かごめかごめの話があった。

 

掘り起こすと、埋蔵金か何か出てきそうな気がするのだが…

 

なお、この南久留米駅は無人駅だ。

 

券売機が設置されている。

 

なんだか

うどん屋かラーメン屋の販売機のようだ。

駅のホームへと続く通路。

これ以上は無断で入ってはいけない。

南久留米駅のホーム

 

 

 

電車がきた。カラーリングが私鉄っぽい。

 

戦時中はにぎわったであろう、この駅もほとんど乗降客はいなかった。

時間帯によるものなのか。

16時45分ごろだ。

 

 

南久留米駅に存在するダビデの星のミステリー

単なる魔除けのためだけなのか?

その真相は闇の中だ。

推理は、あなたに任せる。

 

 

ではまた

イベントバナー

 

 

 

「南久留米駅」

JR九州久大本線

住所:福岡県久留米市野中町1425

 

令和3年(2021年)8月23日撮影

 

★あとがき★

いつもながら、特に意味も無くブラリと立ち寄った南久留米駅。

特に鉄道マニアというわけではない。

木造建築に興味を抱いて、何気なく見上げた駅舎の天井にあったダビデの星

このブログを書き上げて、ネット検索すると、出てくる出てくる。

いろんな人がこのダビデの星に触れているのだ。

そんなに有名だったのか。初めて知った。

いつもながら、自身の引きの強さにはおそれいる。