保健室の先生が私にそう言ってね

先生は、いつも変わらない笑顔で迎えてくれた
兄くんほんまによかったね
私もあの笑顔に何度救われたことか

兄くんさ?
体育館の隅っこにずっといたよ
離任式の様子、ずっと見て聴いて、ね
離任される先生方の入退場の時だけ隠れてね

勿論兄くんは保健室の外出入り口から入った
初っぱなから式直前の保健室先生と若い支援男先生と話してたみたい、笑い声がしてたよ

三年生の時
既に先生は「兄くんには普通の学校というものが明らかにあわないと思う」「私たちはどうしてあげたらいいのか」「どうすることもできないんじゃないのか」と、涙浮かべて専門家に尋ねてた。

勿論今となっては専門家なんてどうでもよくてね
専門家の言うことを頼りにしなきゃいけなかった先生方
それは、私がその専門家を学校に入れたからだ
私何もわかってなかったからね

先生は、なにし兄くんのプライドを第一にしてくれてた
兄くんは、安心だったんだろ

今だからわかること沢山あってね
スポチャン指導者も同じなんだよね
兄くんのプライドを尊重してくれる

社会単位の中の、ひとり
ちょっと皆といるのが苦手だけど、ちゃんと構成員だよ

ほんまにね
ホームスクーラーになってよかった

教頭も離任
兄くんにタッチして、ようきてくれたなぁとか言われた時にゃ兄くん嬉しそうで哀しそうだった

若い支援男先生も離任
こちらは兄くんは男らしく接してた
さすが!男同士!

兄くんが顔も知らない離任する先生方も、兄くんに近寄り、ようきてくれたねと

うん
私やっぱり涙でたなぁ