歩いている途中、
ふと白いバラが目に入った。
思わず足を止める。
真っ白というより、
ほんの少しクリーム色を帯びた柔らかい白。
派手さはない。
でも、不思議と目を引く。
近づいて見ると、
何枚もの花びらが重なっていて、
まるで静かに時間を重ねてきたような形をしている。
花っていうのは面白い。
特別な場所じゃなくても、
こうして当たり前のように咲いている。
忙しく歩いていると
見落としてしまう景色だけど、
たまに足を止めてみると悪くない。
ほんの数秒でも、
少し気持ちが落ち着く。
こういう瞬間があると、
今日もまあ悪くないなと思える。
また、いい景色に出会えたら
静かに写真に残していこうと思う。