神奈川東海道宿場町を訪ねた記事に戻ります
前回の川崎宿の記事↓
鶴見市場駅から京急本線で神奈川新町へ移動〜
生麦辺りにも歴史的な場所も有りますが今回はスタンプラリーのポイント箇所のみを立ち寄りました
神奈川新町駅から直ぐの場所にある神奈川通東公園
神奈川宿の起点が、現在の神奈川新町駅から直ぐの神奈川通東公園
神奈川通東公園は、寛永8年(1631年)から昭和40年までの330年の間、浄土真宗長延寺が所在した場所で、長延寺は開港時にオランダ領事館が置かれていました
昭和40年に区画整理の為に長延寺は移転跡地は公園になりました
神奈川通東公園
長延寺に有ったオランダ領事館跡地の碑
現在はこの碑が残るのみです
オランダ領事館の案内板
江戸の宿場町の入口には桝形が作られていました
江戸からの入口に当たる神奈川宿の長延寺前にも桝形が作られていたそうです
神奈川宿の案内板
神奈川宿は、東海道五十三次の3番目の宿場町です
神奈川湊に併設された町で、相模国や武蔵国多摩郡への物資経由地として栄えました
幕末には開港場所として指定されましたが、実際は対岸の横浜村が開港となりました
同じ神奈川新町には、笠䅣稲荷神社があります
笠䅣稲荷神社の社号標と鳥居
神奈川宿歴史の道
笠䅣稲荷神社の案内板
笠䅣稲荷神社の拝殿
天慶年間(938〜947年)淳和天皇勅願所 浦島院観福寺の僧侶が、稲荷山に社殿を建立し、伏見稲荷大社の御分霊を勧請と伝えられます
文永11年(1274年)元寇の折には、鎌倉幕府執権 北条高時が、菊一の銘刀⚔と神鈴🎐を奉納して国家安泰を祈りました
御祭神 宇迦之魂 明治天皇 日本武尊
狛狐🦊
次は東神奈川方面に歩きます
東神奈川の金蔵院へ〜🏃🏃🏃
金蔵院の寺号標と山門
山門は閉じられたままです
こちらから出入りします
金蔵院
真言宗智山派寺院の金蔵院は、神鏡山 東曼陀羅寺と号します
金蔵院は、醍醐三宝院の始祖 勝覚僧正が開基となり、寛治元年(1087年)創建と伝わります
慶長4年(1599年)徳川家康より寺領10石を拝領しました
御本尊 阿弥陀如来
玉川八十八ヶ所霊場3番札所
東国八十八ヶ所霊場20番札所
般若心経の摩尼車?
神奈川宿の高札場
高札場は、幕府の法度や掟などを庶民に徹底させるために設けられた施設です
宿場施設としては重要なものでしたが、明治に入いると情報伝達手段が整い、次第に姿を消して行きました
当時の高札場は、現在の神奈川警察署付近に有りましたが、現在は資料を元に神奈川地区センター前に復元されたもので間口5m 高さ3.5m 奥行1.5m
続く〜