僕のビデオデッキの中に「俺たちの旅」が20話以上残って、容量を食っている。(46話まであるんだ)
ドラマの紹介と言えばそうなんだが、僕はまだ20話以上残しているんで、最後は知らないんだ。
左からグズ六(秋野太作)カースケ(中村雅俊)オメダ(田中健)である
観れば良いのにと思うだろうが、観るのに何か体力がいるのだ。
大学生がまだ自由で、気ままな時代のテレビドラマである。
いや、観てる僕が大学というものを知らなくてそう思っただけかもしれない。ただ、講義を受けているシーンは観たことがない。
46話まであるという事は4クール(1年)続いたことになる。
今なら「大河ドラマ」以外考えられないドラマである。
いいところを挙げれば切りがないが、
冒頭で流れる主題歌が良かった。
作詞・作曲 小椋 圭である。
ふうん、1975年の作品なのか。
僕はまだまだの頃だな。
ただ、毎週楽しんで観ていたのは覚えている。
楽しんでいたのは僕が「岡田奈々」のファンであったことと深い関係があるに違いない。ツインテールの岡田奈々は可愛かった。
岡田奈々は清純派アイドルで歌なんか歌ってたが、歌はヘタだった。
(そんな記憶)
女優と言えば、この人を忘れてはいけない。
バスケットボール部のマネージャー(洋子)でカースケに思いを寄せる
カースケとオメダはバスケットボール部の4年生で洋子(金沢碧)はそのマネをしている。いいとこのお嬢さんである。
第一話でロッカールームで着替えるシーンがあるのだが
役者根性を見せて上半身のはだかのシーンをみせている。
マネージャーがブラジャーまで取ってトレーナーに着替える必然性はどこにもないと思うのだが。
(オメダが影からそのシーンを観ていて要所でそれが流れる)
これだ、これ。この前にバストのアップがあるんだ(何を興奮してるんだ)
オメダのお母さん役で。今は流行りのシングルマザーである。
ストーリーと言えば(単純と言えば単純なんだが)
カースケは大学4年生で就職活動はほとんどせず、アルバイト中心でその日が楽しければよいという毎日で。
彼に好意を抱く部のマネージャー洋子の心配をよそに気楽に過ごしていた。その中で織りなす、青春の出来事が話の中心である。
僕は20数話目の卒業式のシーンまで観ている。
さて、そこからがなかなか観えないでいる。
卒業の頃は、社会人になるということは、少し緊張するものだ。
カースケはどうするんだろうと思ったところでストップしている
エンディングのテーマ「ただお前がいい」も良い。
(強引に終わりにもっていくのだ)
これが流れだすと、「みつを」のような詩の画面が流れ、ナレーターが次週の予告をを少し話すのだ。
「また会う約束などすることもなく、それじゃまたなと別れる時のお前がいい」
携帯などない時代である。
キャンパスでばったり会っても、お互い、学校やクラブや別の友達がいる。
次の会う約束など出来もせず
「それじゃ、また」と別れるのが常であった。
でも。
友達とは縁なもので、また突然ひょんなところで会うものである
さて、エンディングを聞きながら終わりにしようと思う。