子ネコさん救出しました | レムリアン・アキラ・ Lemurian Akira

レムリアン・アキラ・ Lemurian Akira

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レムリアン・アキラは歩く癒し人
神戸北野在住

夜の11時を過ぎた頃「ミャー、ミャー」と子ネコの泣き声がベランダの方から聞こえてきました。
夜の10時過ぎから降り出した大雨は、近くの川に流れこみ、濁流の音が激しさを増しています。
雨と川の音の中から、子ネコが助けを呼んでいる泣き声が聞こえてきます。
懐中電灯と傘を持って、ネコの声をたよりに探したのですが、マンションと谷に反響して、居場所がなかなか見つかりません。
フェンスを越えて、濁流の流れ落ちている側溝に近づいた時「僕はここ!」というような大きな泣き声が聞こえてきました。
それは1メートルくらいの鉄網の蓋の下からです。
懐中電灯で鉄網の中を照らすと、雨水の流れる中に小さなネコが、小さな両手で床にしがみついている姿がはっきりと見えたのです。
土で固まった鉄網を無理やり剥がし開け、雨水の流れる中に降りたあと小さなネコさんを片手で受けとめました。
長い間、流れる雨水に耐えた体は、冷たくなっています。
急いでタオルで体を拭いて、温かいお湯を入れたペットボトルで体をあたためてあげました。
しかし、子ネコさんの「ミャー」という泣き声が、少しずつ弱く小さくなってきたのです。
寂しさと冷たさで耐え切れなくなった子ネコさんを前にして、何が出来るかを考えました。
すぐに答えがやってきました。
「ママがそばにいるように、体を撫ぜて温めるといい」
ヒーリングエネルギーを右手に流しながら、子ネコの体を優しく撫ぜてあげました。
すると10分くらいで、子ネコの体温が温かさを増し、濡れていた毛が乾いて、フワフワの状態になったのです。
少し元気を取り戻した子ネコは、今度は「ミャー、ミャー」と、ママを呼び続けていました。
深夜の1時を過ぎ、子ネコがウトウト眠りだしたので、雨のあたらない場所に子ネコを寝かせてあげました。
夜のうちにママが迎えにくることを祈りながら眠りにつきました。
しかし、早朝に子ネコのところに行くと、子ネコはタオルの中でスヤスヤ眠っています。
その日のうちに、子ネコさんは、三宮のネコカフェで育ててもらえることが決まりました。
とっても幸運な白と黒の子ネコさん。
素敵なネコさんに成長することを祈っています。