『発明コーチ』012:閃きやすい空間 | レムリアン・アキラ・ Lemurian Akira

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神戸北野在住

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 何百もの閃き経験を振り返ってみると、閃くための空間には、ある条件が必要だと気が付きます。

ブレインストーミングという伝統的なアイデア抽出会議に参加しても、閃きは生まれてきません。

それでは、どのようなことに留意して、閃き空間を創り上げることが必要なのでしょうか。

私は、ヘラ鮒つりの名人にテクニックを見つけ出すことに成功しました。

・ 閃が来ない空間

 「考えてきたアイデアを一人づつ発表するように。」

上司や先生が強い口調で指示を出している会議室で、閃きが生まれたことは1回もありません。

・ 閃きの条件

 「目の前の湖から、魚を一人一匹必ず捕まえるように。

上司や先生の指示に従って、10人が湖をかき回している情景が浮かんできます。
大きな閃きの魚は、大きな音を怖がって、湖の深いところに隠れてしまうのです。

閃きを捕まえるための条件は、ヘラ鮒釣りの名人の釣りテクニックに似ているように思います。 

・ 閃き空間は静かな湖

 「大きな声を出さない」 「静かな湖面に波紋を立てない」「閃くまで撒き餌をどんどん投入する」

いままで人が入ったことのない場所を見つけて、釣り名人は撒き餌を投入していきます。

何十回と撒き餌を投入していくうちに、味に惹かれて閃きの魚が少しずつ近づいてきます。

そして、繊細なウキの微動を察知して、釣り名人は一気に竿を立てるのです。

会議室のホワイトボードは、閃き魚の棲む静かな湖だとイメージしてください。

ホワイトボードにどんどん閃き魚の好物を書き込んでいくだけで、閃き魚が姿をあらわすのです。

発明コーチ☆赤間勝明