「ターゲットを絞ったほうが集客できると起業塾で教わったのですが、集客できませんでした」という相談をお客様からされます。
起業塾やコンサルは、必ずと言っていいほど「ターゲットを絞りましょう」と教えます。
でも、はっきり言えば、起業初期にターゲットを絞りすぎると、お客様は誰も来なくなります。
「ターゲットを絞る」は起業塾の常套句
起業塾は「ターゲットを絞りましょう」と、みんな同じことを教えます。
こう言っておけば、コンサルっぽく見えます。
でも、なぜ絞るのか、いつ絞るのかは教えません。
言われた通りにやって、失敗する人が多いです。
絞りすぎて失敗する理由
理由1:そもそも需要がない
絞り込んだ先に、お客様がいない場合があります。
たとえば、「50代女性向けの婚活コーチング」。
50代女性で婚活コーチングを受けたい人が、どれだけいるでしょうか。
需要が少なすぎます。
年齢や性別を絞らずに集客したほうが、申し込みが入る可能性が高いです。
理由2:専門性がないのに絞っている
専門性が高い人は、絞り込んだほうがいいです。
でも、起業したばかりで専門性がない人が絞り込んでも、意味がありません。
私もタロット占い師になった当初は、得意分野がありませんでした。
だから、最初は絞り込みませんでした。
色んなお客様の相談に乗っているうちに、私の得意なことと苦手なことがわかってきました。
結果として、「大人の恋愛相談」に絞り込むことができました。
理由3:お客様の声を聞いていない
起業初期は、間口を広げて集客したほうがいいです。
理由は、お客様の悩みや希望をたくさん拾えるからです。
どこにあなたの本当の需要があるのかがわかります。
でも、最初から絞り込むと、その機会を失います。
実例:アーティスト専門コーチングの失敗
以前、「アーティストのコーチングをしたい」という相談を受けました。
私自身、アーティストのような活動をしていた時期があるので考えましたが、「アーティストって、そもそもコーチングが必要なのか」と、疑問に思いました。
アーティストの本当の悩み
お客様は「アーティストが迷いなく作品を作れるようにコーチングをしたい」と言いました。
でも、アーティストは作品を作る際、何を作ればいいかわからなくて悩むでしょうか。
違います。
アーティストの本当の悩みは、
- 作ったものがお金にならない
- 作っても世の中に認められない
- 作品を売る方法がわからない
- 生活できるほど稼げない
「作れない」ことで悩む人は、ほぼいません。
正しいターゲット設定
アーティスト専門にするより、以下の悩みで集客したほうがいいです。
- 仕事の進め方に迷いがある人
- 周囲と自分との生き方の違いに悩んでいる人
- やりたいことがあるのに踏み出せない人
このように間口を広げれば、お客様が来る確率は上がります。
どうしてもアーティストのコーチングをしたいなら、集客記事の中に「作品を作っても売れる自信がない」というアーティスト向けの記事を入れればいいだけです。
お客様には「アーティストのコーチングでは需要がない」と伝え、間口を広げるようアドバイスしました。
絞り込む前にやるべきこと
起業初期は、選り好みできる立場じゃありません。
来てくれる人がいるだけでありがたいです。
なのに「30代女性限定」とか言っている場合じゃありません。
まず来てもらうことが先です。
ターゲットを絞り込む前に、需要を確認してください。
絞り込んだ先に、
- 本当にお客様がいるのか
- お客様が何に困っているのか
これを知らずに絞り込むと、誰にも必要とされなくなります。
起業初期は、とにかく色んなお客様と接してください。
その中で、「この悩みなら私が解決できる」というものが見えてきます。
それから絞り込んでも、遅くありません。
今日から変えてください
もしあなたが今、ターゲットを絞りすぎて誰も来ないなら、今日から変えてください。
- 間口を広げてください。
- 色んなお客様と接してください。
その中で、あなたの本当の需要が見えてきます。
1人ではターゲットと需要が見極められないなら、いつでも相談してください。
一緒に考えましょう。
→ 本気で相談したい人は個別相談にどうぞ
→ この記事について、より詳しい内容は私のブログでもご紹介しています。
「他のコンサルで成果が出なかった」 「耳に心地よい話を聞いても何も変わらなかった」なら、ぜひ以下の3記事を読んでください。成果を出すための答えがあります。









