神々しい朝陽と神秘の禊で心身を清める特別な体験


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いつもご覧戴きありがとうございます。


三重県伊勢市にある二見興玉神社夏至祭へ

行って来ました。


二十四節気(にじゅうしせっき)暦の上で
6月21日は、夏至と呼ばれ日の出から日の入り
迄の時間が最も長い日。 
三重県に有る二見興玉神社では毎年、夏至祭り
が行われる。 
「お伊勢参りは二見から」と言われ太陽神で有る
天照大御神を御祭神とする伊勢神宮へは、
二見興玉神社の有る二見海岸で禊(みそぎ)を
してから参拝するのが正式な参拝方法です。 
海上には、夫婦岩が有り夏至の前後には、 
岩の間から朝陽が見る事が出来、 
それが丁度、富士山の方角でも有り 
富士山の山頂のシルエットと朝陽が重なって 
神々しい一瞬を挑む事が出来ます。



 夫婦岩の日の出


開催期間 2024/5/15~7/15 
大注連縄で太く堅く結ばれた二つの岩
(男岩、女岩)を夫婦岩と呼びます。
夫婦岩は夫婦や、カップル等恋愛の象徴と
なされており縁結びのシンボルとしても有名です。
5月中旬から7月中旬までの期間、天候等の条件が
そろった日、夫婦岩のちょうど真ん中から
朝日が昇るところを見ることが出来ます。 






 神話の舞台で迎える夏至


古事記・日本書紀に記された神話の舞台、
伊勢志摩二見浦。
夫婦岩が鎮座する二見興玉神社では、
毎年夏至の日に「夏至祭」が執り行われます。
この神聖な祭典は、ただ単に朝陽を拝むだけで
なく、禊を行い、心身を清める特別な体験が
できます。
神秘の禊で、穢れを祓い清める早朝の薄明かり
の中、参加者は神職に導かれ、夫婦岩の間から
昇る朝陽を仰ぎながら、海に入ります。
清らかな海水で身を清め、一年の間に積もった
罪穢れを祓い清めるのです。
朝陽を浴び、潮の音を聞きながら行う禊は、
言葉で言い表せないほどの神々しさに包まれます。

 二見蛙🐸


境内に多く見受けられる蛙の奉献は、
元来この地が御日の神の拝所であり、
皇大神を御日の神と崇めたる時代に在りて、
祝詞式に、所謂、谷蟆々の狭渡る極みなどあり、
日の神に谷蟆々(蛙)を献じたるものなりと
伝えられ、又、御神石である興玉神石を伊勢の海
の守護の澳魂とあがめ、龍神崇拝の精神を一つに
して、龍神は雨を喜ぶと云う意味から蛙を献ずる
のであるといわれ、社伝には神宮参拝者が、
旅の安全、航海の安穏を祈念して無事「かえる」
の願からでたものとも云い伝えられています。 
当地は不浄汚穢を禊祓う霊場であるところから、
蛙を戴いて小児の痒、腫物その他病痛の邪気を
祓って必ず快癒といわれ、信奉されてきました。 
現在におきましても、御参拝の皆様は無事かえる
・貸したものがかえる・若かえるなどの縁起に
より御利益をいただいております。


 夫婦岩の朝陽



神々しい景色に圧倒される夏至の日の夫婦岩は、
普段とは全く異なる特別な姿を見せます。
朝陽が夫婦岩の間に昇り、まるで岩が太陽を
包み込むような神秘的な景色が広がります。
この神々しい光景は、まさに神話の時代に
タイムスリップしたような感覚を味わえます。
特別な体験を通して、新たな自分へ夏至祭は、
ただ単なる観光イベントではありません。
古来より伝承されてきた神事を通して、
自分自身と向き合い、心身を清める貴重な機会
です。

 二見興玉神社の歴史


猿田彦大神は天孫降臨の節、天八衢にて天孫を
お迎えご先導を以て御神威を顕わされました。 
その後、「吾は伊勢の狭長田五十鈴川上にいかん」
と仰せられ、天鈿女命の侍送により伊勢に還り
この地に住まわれました。  
垂仁天皇の皇女倭姫命が天照皇大御神を奉戴され、
この二見浦に御舟を停められたとき、
興玉大神は海上の厳島に出でまされ、
御神幸を守護し奉り五十鈴の川上に大宮地を
定められました。 
そして、未来永劫、皇大神宮大宮地の守護神と
して鎮まられ、内宮御垣内に興玉神が奉斎せられる
に至りました。 
当社の創始は、此の厳島を大神の坐す島と
崇め敬い興玉神石と尊称し夫婦岩(立石)として
注連縄を張り、その前に遥拝所を設け拝礼致した
ことによります。 
その後、天平年間に僧行基がこの地に参り、
興玉神の本地垂跡と称し観世音菩薩を本尊に迎え
江寺を創建、興玉社を鎮守の神として同寺の境内
に社殿を設け、仏者の手において祭祀が執り
行われました。 
時が移り明治9年、神仏分離により新たに元の
立石前に神社として御造営御鎮座されたので
あります。 
興玉大神の由来は、起魂・招魂であり、魂を導き
甦らせる神であり、その御神徳は土地の邪悪を
鎮定し守護し給う大地主大神、または衢神と
して土地の災厄を祓い清め道を開く大神で
あります。 
相殿神である宇迦御魂大神は天乃岩戸の内に
祭祀せられた元三宮神社(三狐神社)の祭神であり、豊宇氣大神の御別名にして御饌都大神であります。
 文禄年間に天乃岩戸内より外側に遷座し奉り、
明治43年元興玉社と元三宮神社を合祀し奉り
二見興玉神社と神社名が改められました。 
宇迦御魂大神は衣食を満たし産業を加護し給う
大神であります。

 二見興玉神社の御由緒



二見浦の名称は皇大神御神幸の途次二見浦に
着船せられたとき、倭姫命の御尋ねに大若子命
より『速雨二見の国』と御答へしたに初まり、
天下の絶勝宇内の霊域として、その名は夙に
四方に喧伝せられ、立石(夫婦岩)の前に
額づくもの目に相踵ぎ、殊に春秋の佳期には
殷盛を極めるものであります。 
冒頭に述べるように第十一代垂仁天皇の御代、
皇女倭姫命が皇大神である天照皇大御神を奉戴
され、この二見浦に御舟を停められた時、
興玉大神が海上の厳島(興玉神石)に出まされ、
御神幸を守護し奉り、五十鈴の川上に大宮地を
定められました。 
そして、未来永劫、皇大神宮大宮地の守護神として
鎮まられ、内宮御垣内に興玉神が奉斎されるに
至るのです。 尊い御神徳を現わされた興玉神は、
皇大神宮大宮地の守護神として尊崇され、
厳島は興玉神石と尊称し、立石崎の立石(夫婦岩)
に注連縄を張り結界とし、その前に遥拝所を設けて
礼拝したのが当社の創始となります。 
その後、僧行基が此の地に来りて、興玉神の本地
垂迹なりと称して観世音菩薩を本尊となして江寺
を創建し興玉社を鎮守の神として同寺の境内に
社殿を設け、仏者の手において祭祀が執り行われ
ました。 
しかし、明治9年に神仏分離により立石(夫婦岩)
前に御造営御鎮座されました。 
当時、境内には天の岩屋の内に祭祀せられた
三宮神社(三狐神社)が鎮座されており、
興玉社と三宮神社が合祀され、明治43年に
二見興玉神社と改められました。











参加者からは、
「心が洗われたような気持ちになった」、
「忘れかけていた日本の精神に触れられた」
といった感想が多く聞かれます。
二見興玉神社夏至祭に参加して、特別な体験を
してみませんか?
二見興玉神社夏至祭は、毎年6月21日に
行われます。
詳細は二見興玉神社のホームページでご確認
ください。
参加を検討している方へ夏至祭は、 
事前申し込みが必要となります。
早朝からの開催のため、
時間に余裕を持って参加してください。
海に入るため、水着とタオルを持参してください。
日差しが強いので、帽子やサングラスがあると
良いでしょう。
二見興玉神社へのアクセス
〒519-0602 三重県伊勢市二見町江575
 TEL:0596-43-2020 FAX:0596-43-2015 
お問合せ:午前9時~午後4時

車でお越しの方 
伊勢自動車道「伊勢IC」から約10分 
または 伊勢・二見・鳥羽ライン「二見JCT」
から約3分
電車でお越しの方
JR参宮線「二見浦駅」から徒歩約15分
JR・近鉄「伊勢市駅」・近鉄「宇治山田駅」から
「鳥羽」行きバス約20分
「夫婦岩東口」下車徒歩5分

このブログを読んで、二見興玉神社夏至祭に 
興味を持っていただけたら幸いです。
ございます。