敏感肌が止まらない!
以前、止まらない敏感肌に皮膚科通いをしていた時、
ある皮膚科の先生に
「変なの使わないで、普通の石鹸で顔洗ってれば十分なのよ。」
と言われたことがあります。
そして、リンデロンという強めのステロイド剤を処方されたことがありました。
赤ちゃんでも使える、無添加の固形の石鹸洗顔に切り替えましたが、
ものすごく顔がつっぱる!!!
こんなつっぱっちゃって、皮膚破れるんじゃないかな?と一抹の不安を抱えながらも
皮膚科の先生の言う事を聞いていれば、良くなるかと信じ
石鹸を使い続けていました。
ですが、
ステロイドで回復し、つっぱってはステロイドの
つっぱりステロイドループに、そのうち
何か違う。
と思い、石鹸をやめてみたら、敏感ではあるけど
つっぱりもなければ、酷くなっている感じもない。
という経験から、
もしかしたら、この状態は敏感肌の方でよく起こることなんではないかなと思い
敏感肌の時の石鹸使いについて書いてみたいと思います。
固形石鹸は、界面活性剤の塊なので
肌に栄養を届けるとか、肌が喜ぶものではないんです。
落とす100%。
性質として、肌をアルカリ性に傾けます。
健康な肌であれば、弱酸性に戻る機能が働くようですが
敏感肌は肌の常在菌バランスも崩れていたりするので
弱酸性に戻りにくく、
余計に肌に負担がかかっているのではないかと思います。
石鹸成分は天然の界面活性剤を使用していて
「天然」という響きがイメージを良くするのですが
「天然」でも「合成」でも肌への働きは同じです。
敏感肌の時に選びたいのは、
界面活性剤の「量」だと思います。
固形石鹸は界面活性剤100%なので、
敏感肌の時には避けたほうがいいと思います。
界面活性剤の量が少ないと
洗浄力は落ちますが、
ドーラン重ね塗りの舞台メイクでもない限り
普通のファンデーションなら落ちると思います。
落ちにくいマスカラや口紅は植物オイル(アプリコットオイルがお勧め)で馴染ませて軽くふき取っておけばOKです。
他にも
古い角質OFFとか
毛穴の奥まで汚れを落とすとか
洗浄力高めのクレンジングや洗顔料は
言い方は違えど
固形石鹸と同じ理由で
洗いすぎて、
アルカリ性に傾くし、肌のバリア機能も壊す可能性もあるし
肌には必要ないというのが持論です。
肌の持ってる自浄作用を壊さない
適度な洗浄効果があるものが
クレンジングや洗顔料としてベストだと思います。
マイルドに洗うのが、肌にとって優しい選択だと思います。
肌の天然な力に力に寄り添いたいですよね!