今日は職場には出勤せずに、福岡県主催のセミナーに出席してきました。

「精神障がいのある方と一緒に暮らせる社会を目指して」

今の仕事は高齢者福祉。精神障がい福祉と近いところにあるんですけど知識はほぼセロ。統合失調症という言葉は知っていますけど、問題意識を持って考えたことはありません。考えたことがないですけど、これから考えるきっかけになればと思って参加しました。

勉強になりました。精神障がいのある方の社会復帰や地域への受け入れについて、接し方の注意点や、人の意識の中にどういう課題があるのかということが中心だったかな。

接するについては「共揺れ」という言葉を使ってました。共鳴ではダメなのかなとも思いましたけど、多分専門用語なのでしょう。でも言葉から伝わってくるものがあります。それと「共生」。

難しいですよね。例えば神戸で小学生が殺された事件がありましたけど、その後どういうムーブメントになったのかご存知でしょうか。精神障がい者の施設建設について地元住民の反対運動が起こった地域があるのです。川崎の障がい者施設でのたくさんの方が亡くなった事件もありました。措置入院という制度があり（高齢者福祉にそういう言葉が使われていた時代があるという知識はあります）、措置終了後の社会復帰について問題を投げかけました。投げかけたけど、解決した人はいない。全部、気持ち分かるんですけどね。受け入れに関する課題の最たるものです。

勉強にはなったのですが、正直な話、これから『共生」についてどのように取り組もうとか、そこまでの考えを至らなかったです。

精神障がいに対する偏見はありません。精神障がいと戦っている、苦しんでいる、悩んでいる人のことはよくわかります。僕だって似たようなものです。多分、精神科の医者に罹れば何か病名がつくと思います。本当に問題なのは、自分自身の弱さとか心の揺れから逃げている人、認めてない人ではないでしょうか。精神障がいが見た目では分かりません。それだけに病気と戦っているということは、ひとつ大きな勇気を持っていると思います。

で、銀行からのメールですよ。超上から目線のメールが来まして。僕自身が「上から」だと言われることがありますが、僕の上から目線は歩み寄って寄り添っての上からですから。突き放すような上から目線なんてしたことないです。それをーーーーーーーーー！

もらってすぐにメールに返信したら、多分激おこプンプン丸メールを送ってしまいそうなので、頭を冷やすためにも明日にします。

こういうところ（今、感情の起伏が激しい）が、精神障がい一歩手前だと自分で分かってるんですよ。これに僕も苦しんでるんです。薬があるのなら飲みたいけど心が墜ちていきそうなので、そこまで考えずに、夕暮れ写真を撮ったところでした。

では、また次回！

2018年2月13日 セミナー出席と銀行からのメール

2018年2月13日セミナー出席と銀行からのメール