月に数回、市内であるボランティアをやっているのですが、

そこでの見ず知らずの6年生が「算数わからへん」というので教えてあげました。

 

彼はその場に遊びに来てたいたのですが、塾の宿題が気になっていたようで、そこに居る適当な大人(←私)を利用しようと思った!?ようでした。

 

 

「(解説の後)・・・分かった?」

 

『うん、おっちゃん、教え方上手やな。(ごらぁ、誰に向かってもの言っとんぢゃー、(元大手塾の国語科の・・・。)(心の叫びは以下略。)ぼく、〇〇〇の算数で中学生の範囲もう終るねん。』

 

「をぉ~素晴らしい!!ぢゃぁ、この問題解いてみ。」 

 

と、某大手塾の公開学力テストの問題を提示。(←個別指導をしている3年生のコピーだったりする・・・。)

 

第1問の計算問題・・・テクニックを使わず力ずくで筆算で解いています。時間はかかりましたが正解。

 

でも、もしこれが公開テスト当日ならば確実に時間切れです。

 

第2問の個別問題・・・解けない!一瞬マジか?と思いましたが。

 

固まる6年生。

 

『心配せんでええで。これは6年生の算数オリンピックの問題やから』(←完全な嘘です。まさか三年生の問題とも言えず。)

 

そして、第1問の計算をテクニックを使って(筆算を使わず)暗算で一瞬で解答する方法を教えると、

 

「すげー!!」

 

第2問も丁寧に解説。

 

多分この6年生は、「試行錯誤」しながら算数を解いた経験が無いのでしょうね。

問題を真正面から解く問題には慣れているのだと思います。

 

『算数オリンピックって、面白そうやな、おっちゃん。』

 

算数の面白さを分かって貰えたのは良かったのですが・・・。

 

まぁ、ええか。アレは確かに算数オリンピックの問題や。

いや、ウソはあかんな。

でも、子どもを傷付けないための咄嗟のウソやし・・・。