面談と言う名のガス抜き
塾には、月1程度の頻度で申し入れをして、面談をしてもらっています。
今回は、息子に負荷をかけてくれという依頼と、塾から購入するよう言われた過去問3冊をどこの学校にするかという相談です。
前者については、勉強は一生懸命しているものの、どこか現状で満足しており、「受かればどこでも良い」というマインドが見え隠れするので、プレッシャーをかけてくれというものです。
親からは、「受験勉強によって自分に限界を設けることを学ぶのであれば、受験勉強なんてしなくてよい」とか、「親が求めるライン以下の学校には、受験してもいいけど行かせないから、地元の中学に行くこと」などと言っていますが、あまり効きません。
息子は、「〜に受かりたい」などポジティブなモチベーションより、「〜になりたくない」といったネガティブなモチベーションの方が強いという話になり、その点を踏まえてガツガツとやってもらうことにしました。
息子は先生のことを信頼しており、親が言うより効果はあると思いますが、どうなるか。
後者については、レベルの異なる3つ学校に決めました。
受験する気はない学校もありますが、模試などではなく、具体の学校の問題を解くことでリアリティが湧くという狙いもあるようです。
話が終わって帰り際、若い先生ですが目にクマができていていたので「忙しいんですか?」と聞くと、塾全体の教科担任になり、日中12時間の授業以外にも指導方法や教材などの仕事もあり、3時間しか寝てないそうです。
忙しいところ、1時間も話をしてくれてとてもありがたいです。
不安や不満が1ヶ月で満杯になり、それをガス抜きしているような面談です。