こんばんは、煌です

今日は『高校生時代②』についてお話します


高校2年生では、やっと病気が見つかり入院、手術を経験します

1年生の時にスポーツテストで1位取った私でしたが、手術後は学校に通うことも難しくなり、抗がん剤の副作用と戦う日々になります



2年生に進級したばかりの私は4月に行われるスポーツテストで県内1位の成績を残しました


握力▷▶▷左右平均65kg

50m走▷▶▷5.7秒


この2つの記録は特にずば抜けていたので今でもハッキリと覚えてます

リンゴを片手で潰せるほどの握力はありそうですよね

走ることに関しては陸上部男子のエースといい勝負でした

体格や筋肉量も異常発達し、筋肉隆々のマッチョへと成長していきます


ここまで来ると周りの同級生たちや先生からは特別な存在として扱われます

顧問の先生からは進路について話があると言われ、国体やオリンピックに出ることが出来る大学や実業団を勧められました

私も周りからちやほやされていたので話に乗ってました


そして9月になりました

定期的に通っていた婦人科

母親は尋常な私の外見と能力に疑問を抱いてました

そこで婦人科にて血液検査を依頼



結果は男性ホルモンの異常分泌を発見

それからはとんでもないスピードで話が進みます

大学病院にを紹介され移動し、精密検査を実施

エコーにて副腎が大きくなっていることが判明

検査入院を経て手術は9月21日に無事終了

病気がわかってからはあっという間でした

そして病理検査から悪性腫瘍であることが判明

抗がん剤の服薬が決まった瞬間でした


手術も終えた私は2ヶ月で学校へ復学しますが、待っていたのは地獄の日々でした

理由は抗がん剤を服薬していたからです

私が服薬していたのは[劇薬 オペプリム]

別名▷▶▷ミトタン

1錠800円もする抗がん剤を1日12錠

ホルモン分泌臓器の機能を停止させるのが主な効果でした

ということは、自分でホルモンを分泌出来ないため外部からホルモンを補う必要がある状態です

そこで登場するのがコートリル

とても苦い薬ですが今でもお世話になっているホルモン剤になります


前例もないため、どこまでオペプリムを飲んでいいのか補うためにコートリルがどれくらい必要なのか

わからない状態

薬を飲んでは嘔吐と倦怠感に襲われて学校を休む日々でした


頂点から一気に奈落の底へ転落しましたが地獄はまだまだ続きます

高校3年生には受験が待ち構えていました

ここから私の心身の変化が大きくなっていくことになります



簡単ではありますが『高校生時代②』は以上です

次の記事では『高校生時代③』を書いていきます



ここまで読んでくださり、ありがとうございました

また次の記事でお会いしましょう👋