日本の皆様、おはようございます。

 

 

 

サン・モリッツ滞在2日目、出展したアートフェア「NOMAD St.Moritz 2024」会場の周辺をお昼頃、雪もやんだので、ランチ休憩も兼ねて少しだけ散策することにしました。

 

到着した時は気付かなかったのですが、会場はエルメスの横にあったので私の知っている東京で申し上げるなら、青山や銀座に近い立地だったのだと存じます。

 


少し離れた所には、ハイブランドのお店や高級ホテル、教会や映画館、そして美術館の他にも、飲食店やお花屋さん、スーパーなどもあり、

 

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またNOMADの案内も見つけました。

 

 

スノーブーツは滑り止めがついていたので問題なかったのですが、ただ、雪が溶けてきまして足元が悪かったのと、坂道で車道スレスレの道も多かったので大事をとってお昼を食べに行くことにしました。

 

 

お昼は老舗ベーカリー&カフェ「Cafè, Bäckerei & Confiserie Hanselmann」で軽食が食べられると言うことで行ってまいりました。ヴェネツィアの歴史から見ますと1894年創業なのでとても新しいですが、外観はとても雰囲気のある建物でした。

 

中に入ると、入り口にあるショーケース内のパンやお菓子はセルフサービスのようでしたが、私たちは初めての入店で不案内の上に、最初の店員さんが非常に感じが悪く、どう席に着いたらいいか要領がつかめず、イタリアのように、「ご案内致します。どうぞ」と、そのような案内があるかと店員さんを待っておりましたら、後からいらした方に順をぬかされてしまいました。

 

私たちの先に待っていたスペインの方が「相席でよければ一緒に」とおっしゃってくださったので、お言葉に甘えて4名席に同席させていただき、着席し、イタリア語と拙いスペイン語とを混ぜてどこから来たのかなど、簡単な自己紹介を互いにしました。

 

席にメニューを持ってきてくださった店員さんは、大変感じ良く、またイタリア語も話せたので色々尋ねて注文したのは、お薦めしてくださった「アンバービール」、「ハム&エッグ付きチーズトースト」と、AKIRAとシェアしました「ハッシュドポテト」でした。

 

 

 

しかし、北のお料理だからでしょうか?

 

元々私たちは、サン・モリッツの食事は、シャンパーニュやキャビア、生牡蠣や鮮魚のカルパッチョを食す方々の料理や飲み物という印象があり、全く郷土料理には期待しておりませんでしたが、本当に北の町と申しましょうか?寒いところと申しましょうか?

 

普段、私はほとんど料理にお塩を使わないので、こちらのお食事がとても塩辛く、食べている最中にどんどん頭が痛くなり、申し訳なかったのですがハッシュドポテトはAKIRAも私も一口だけ手をつけただけで、残してしまいました。

 

サン・モリッツのチーズはとても塩辛いチーズで、そのチーズをとろけさせ、そのチーズの海にパンが埋もれておりまして、その上にハムと、目玉焼きがのせてあり、フォークとナイフで食べるという具合でした。

 

トーストは頑張って平らげ、食後に「せっかくですから老舗のお菓子をいただきましょう」と思っておりましたのも取りやめ、もう1本ビールを飲んで口の中を中和させましたが、「お夕食は、『レストランに行きましょう』とソフィアが言っていたけれど、何を食べに行くのだろう・・・」と二人で夕食を心配し、「自炊の方が美味しいから、それでいいよね」なんて笑ってしまいました。
 
 
その後、しばらくして、カフェマッキアートを注文して、お会計をし、階下に行き「お土産を」と思い物色致しましたら、素敵な保冷バッグがあったのですけど、レジが長蛇の列で諦め、またの機会に買うことに致しました。
 
 
 
ランチの帰り、噂の馬車も見られましたし、観光で来たわけではないので、会場に戻ることにし、会場では夕方、AKIRAの作品が壊されてしまうトラブルが起きてしまったのですが、次回は色々と計画し、夏に来て観光ができればと存じます。
 
 
*1:見上げるとつららが落ちてきそうで怖かったです。
*2:ヨーロッパで初めて見た落雪注意の標識

 

 

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