日本の皆様おはようございます。

 

 

 

以前、お話しいたしましたニューヨークのメトロポリタン美術館でキュレーターをなさっていたジョルジョ・パーチェ氏からお誘いを頂き、ソフィアの多大なる協力を得て、アートフェア「NOMAD St.Moritz 2024」に出展することができました。

 

 

 

NOMADは場所を変えて行われるアートフェアですので、今回の会場は元ホテルだったHOTEL EDENでした。

 

 

参加したギャラリーやアーティストたちは、改装中(?)のホテル内を利用しての各々の展示でしたので、壁紙を剥がしたままでしたり、煉瓦が剥き出しのままでしたりのブースで、それぞれの雰囲気を出しながらの展示となっておりました。

 

会場をぐるっとAKIRAと回っての感想は、よく個性が出ていて世界観も出ており、まとまっていたのはローロ・ピアーナのブースとソフィアのブースだと思いましたし、すれ違う方々の感想も、一番素敵なブースは、ローロ・ピアーナのブースか、ソフィアのブースとおっしゃっている方が多かったです。

 

 

 

さて、ソフィアのブースは、ヴェネツィアで2022年「ヴェニス・ガラスウィーク」中にAKIRAが個展の会場になりましたChiarastella Cattana(キアーラステッラ・カッターナ)のテキスタイルで揃えた素敵な壁や家具を背景やマッシモ・ヴィネッリのランプと共にAKIRAの作品が展示されました。

 

 

 

ソフィアのブースのエントランスには、AKIRAのドットの入った美しい赤いムッリーネの花器が出迎えてくれるのですが・・・

 

 

 

 

最初伺っていた「限られた方が見にいらっしゃる」とは大変異なって、下の写真のようにツアーを組んで案内している方がいらっしゃったので、「国際展示場のような大きな会場ではないのだから、それは間違っている」と、肘や手荷物、リュックなど、AKIRAの作品にぶつかりそうになるのをヒヤヒヤとしながら遠くから見ておりました。

 

 

 

 

そして案の定、AKIRAの作品が一つ落とされ、割れてしまい、残念ながら、他の作品全てが端の誰もぶつからないところに置かれることになりました。

 

 

 

上の写真は救出された五つの花器。

左から、ムッリーネのみ、金箔入り、虹色加工、サンドブレスト加工、金箔入りで、エントランスの作品も含め、磁器に間違えられますが、全てヴェネツィアンガラスです。

 

下の写真は、真ん中にあったAKIRAの作品が避けられた後の雰囲気になりますが、ソフィアの素敵なブースです。

 

 

 

準備期間がタイトな中、それぞれ時間をかけて作った作品が一つ割れてしまうなど、様々なことがありましたが、私たちにとって初めての世界アートフェアであることを誇りに思います。また、ジョルジョ・パーチェ氏から直接ご連絡を頂いたこと、そして、それを実現できた事を大変光栄に存じます。 本当に多大なる協力をしてくれたソフィアと関係者全ての方と、そして起こったすべての偶然に感謝致します。

 

 

 

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