一日中バイクに乗って、少し女に会って、何枚かの写真を撮った。


神経は運転に集中しながらも、遠い景色や、間近の音、振動、風や匂い、感知するそれら全ての情報が、心地よく、自然と全身に浸透する。
バイパスでガス欠こいて、リザーブに切り替える間も無くエンジン停止したときは、さすがにそんな余裕はなかったけれど。


SR400というバイクは、きっと私に向いているのだと思う。
性別は、女。ワガママなようで、根は素直で優しい、そんな女なんだと思う。

唯一の安全地帯たる密閉空間を与えてくれるA4アバントに、普段は頼りがちで、あまりSRに乗ってあげられてないけど、これから、時期もいいから、なるべく乗ってあげようと思う。彼女との会話は楽しい。


少しお酒を飲みながら、本を読み、服薬し、スマッシングパンプキンズを聴きながら、眠る。