武蔵野室内管弦楽団の代表兼指揮者の山本誠一郎氏より
コンサートの招待ハガキが届きました。
タイトルに「喜怒哀楽モーツアルト 亡き娘 山本杏子に捧ぐ」
と書かれていました。![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240616/07/akira-1948/72/c4/p/o1200158715452043725.png?caw=800)
今回も入場料収入の全額を 「せんげん台こども食堂 」と
「 子育て支援フードパントリー 」に寄付するチャリティ
コンサートでした。![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240616/20/akira-1948/7d/70/j/o1498169115452332019.jpg?caw=800)
そしてもう一つ、山本誠一郎氏の娘さんが2月10日に
くも膜下出血で緊急搬送され、2月29日40歳で帰らぬ人と
なり、その哀悼のコンサートでもありました。
こども食堂代表の草葉澄江さんと山本誠一郎氏より
チャリティの主旨説明と寄付の御礼の挨拶がありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240616/20/akira-1948/75/2e/j/o2048153615452332027.jpg?caw=800)
山本誠一郎氏は以前から 「 国境なき医師団 」 「 ユニセフ 」
「 あしなが育英会 」「 東日本大震災 」 などを支援するため
入場料収入全額を寄付するチャリティコンサートを度々開催され、自分もその主旨に賛同して毎回欠かさず聴きに行っていました。
モーツアルト管楽八重奏 セレナーデ第12番
ハルモニームジークと言われる管楽器編成の八重奏を基本とする合奏です。
今回はモーツアルトが作曲した3つのセレナーデのうちの
最後に作った12番を演奏してくれました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240616/20/akira-1948/22/2d/j/o2048153615452331984.jpg?caw=800)
モーツアルト ヴィオラ協奏曲
35歳という若さで生涯を閉じたモーツアルトが亡くなる
2週間前に完成した協奏曲、元はクラリネット協奏曲です。
民谷加奈子さんの奏でるヴィオラの落ち着いた穏やかな
音色の独奏、とても素晴らしかった!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240616/20/akira-1948/0d/f8/j/o2048153615452332004.jpg?caw=800)
盛大な拍手に答える演奏者の皆さん
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240616/20/akira-1948/a1/3b/j/o2048153615452332012.jpg?caw=800)
モーツアルト 交響曲第36番「リンツ」
27歳の時、新妻を伴ってザルツブルクに帰郷してウィーン
に戻る途中、オーストラリアの第3の都市リンツに立ち寄り
伯爵の音楽会のため4日間で書き上げた交響曲です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240616/20/akira-1948/52/a9/j/o1951129415452346277.jpg?caw=800)
幼少期に音楽家の父から音楽教育を与えられ
3歳の時にチェンバロを弾き始め、5歳で初めて作曲し
生涯600曲も作曲した天才モーツアルトを堪能した
コンサートでした。
今回も招待状を頂いたので、入場料相当を募金箱に
入れました。
子供の7人に1人が貧困状態にあると言われている日本
近年は更に増加傾向にあるそうです。
ひとり親所帯など、子育て中に食品支援が必要な人が多く
いる現状ですが、困っている子供は声を上げられません。
子供は地域や社会そして日本の宝です。
こども食堂や食品を支援するフードハントリーの話を聞いて
ボランティアで活動されている方に頭が下がる思いと
自分に出来る事な何か…考えさせられました。