私のブログで何度か出てきている《悲劇のヒロイン・オーラ》のことを書いてみます。
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《悲劇のヒロイン・オーラ》とは、
思考がネガティブな方向に向いていてアンバランスな状態で、自分に対しても他者に対しても肯定的になれない時に、纏っているオーラのこと。
特徴として、自分に対して自信がなく、自己否定しており…そのために、他者に対して批判的になり、蔑んだり足を引っ張ってしまう。
自分自身の可能性を信じることが出来ずに、苦しい思いを抱えているのだけど、人前でそれを見せたくない場合には、自己尊大してしまう。
無意識に何かに依存して《気分の良くなること》を求めるため、アルコールやクスリ、食べ物、恋愛依存、セックス依存など…様々なことにアディクションがあることが見られます。
これらのことは、その行為をすることによって【脳内ホルモンの分泌】が引き起こされて《気分が良くなる》ものなので、その行為に依存している状態になるとなかなか止められません。
程よく楽しむ程度のことでしたらよいのですが、度を越してその行為に依存していることをアディクションといいます。
なぜそうなっているのかというと、ただ、現状の自分自身のことを見ず、自分自身で選択してこなかっただけなのですが…
自分自身のことをよく観ることに慣れておらず、やり方を学校で習ってもいない、その重要性も知らないために、やってこなかっただけなのです。
その流れになるパターンの一つは、幼少期から自分自身で物事を選択してこなかった。…ということがあります。
いつも親の顔色を伺っている子どもは、特にそのようになることが多いと考えられ、親の言うとおりにすることや、親が求めているものを探しながら物事を選択してきた場合にそうなります。
例えば、レストランで静かにしている子どもがいます。
ある子どもは、以前レストランで騒いだ時に、親に凄く怒られたので、それが《情動記憶》となり『レストランでは静かにする』ということをしています。
ほかのある子どもは、以前レストランで騒がずに大人しくしていた時に、親に『騒がなくて、あなたはとてもいい子ね』と、とても褒められ、それが《情動記憶》となり『レストランでは静かにする』ということになります。
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怒られるのも、褒められるのも、どちらも強い情動記憶が伴う記憶となり、子どもの無意識に深く根ざしていくので、レストランという場面では、それぞれが自動的に静かにすることを選択していきます。
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このように、成長する過程で【親の意図通り】のことを選択することを繰り返していき、【自分自身】で選択する機会がないことによって、その後の人生で【誰かの意図通り】の選択をするしかないという流れが出来上がります。
そうではない成長の仕方をしている子どもで、自分自身で感じたものを受け入れ、しっかりと自身の頭で考えて選択出来るように育った子どもはラッキーです。
きっと、自己主張することも上手く出来るし、他者とのコミュニケーションでは相手を尊重していくことが出来るでしょう。
そして、そのような人は、《悲劇のヒロイン・オーラ》を纏っているのとは正反対の言動になるでしょうね。
そして、誰でも《悲劇のヒロイン・オーラ》は、捨て去ることが出来ます。
つづく…
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