私は小学生の頃、瞑想することが好きでした。
当時は、自分のやっていることが瞑想なのだとは知らなかったのですが。
私が瞑想をしていたのは、小学校の教室の中。
休み時間にしていることもありましたが、主に授業中…(・・;)
授業をサボってるつもりはなかったのですが…
授業中というのは、シーンとしていて、教師の話す声だけが響いていて…
目を瞑って、意識を集中していると、様々な光が見えてきて…
その光の美しさを見ていることが好きだった。
授業中だというのに、瞑想にふける小学生。
今考えると、どんな小学生なんだと思うのですが、私にとっては日常でした。
よく教師に注意されなかったな…
目に手を当てて大人しくしているだけだったから、目立たなかったのかな…
周りのクラスメイトはうるさくて…教師の注意はそっちにばかりいってたからかもしれない。
なんにせよ、私は誰にも邪魔されることなく、瞑想をする日々。
目の前に現れてくる光を見ているだけでは飽きてきて、その光を操作することを始める。
目の前に現れる光にはパターンがあり、最初は真っ暗闇の中に、青い光がチラチラと現れ、次に、黄色い光がボワッと浮かんでくる。
その黄色い光が少しずつ大きくなってくると、視界いっぱいに広がり、薄くなっていく。
薄い黄色い光が消えていくと、いつの間にか白と黒のジラフ模様がザラザラと流れてきて…
そのジラフ模様も薄くなって消えていくとまた真っ暗闇。
真っ暗闇に、青い光がチラチラし始める。
そんな流れの繰り返しだったので、私は黄色い光を操作してみようと思い、やってみる。
黄色い光の玉の中心に穴を開けてドーナツ型にしてみたり…
黄色い光が薄くなろうとするのを止めて、濃くして、玉に戻してみたり。
ひと通りやりたいことをやったら、私は充実感に包まれていた。
そんな遊びを続けていた小学生時代。
まさか、その遊びが瞑想だっただなんて。
様々な内部表現の書き換えのトレーニングをしている時に、瞑想のことを知り、瞑想の本を読んだ時に初めて知りました。
自分が瞑想をすることが好きだったことを。
この遊びをしていた時の意識状態の感覚は、現在、治療の現場で活きています。
以前、脳波計で瞑想の時の脳波を測ったとき、自分自身の意識状態と、脳波の連動性が解りました。
脳波が 『α波』になっている時の、自身の身体の感覚は、まさに光を見ている時。
脳波が『ミッドα波』から『サードα波』になっていく時は、光を操作できる意識状態の時。
なので、施術をしている時には、その感覚になるまで意識を集中していきます。
光を操作できる意識状態の脳波『サードα波』にまでおろしていくと、クライアントは深い意識状態まで降りているのが解ります。
その時に、クライアントの内側で変化していくのも解ります。
そういう時に、以前感想を頂いたようなことが起きているようです。
子どもの頃から好きだったことって、大人になってから『自分の好きなこと』に繋がっているものですね。
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