2009年 5月。


十数年ぶりに学生時代の同級生から 

メールが来ました。



一通目、

いきなり入院した病室の番号が書いてある


なんのことだろう?


…と思ったら、二通目に、

癌であり、明日手術があると書いてあります。



『病院はどこ?遊びに行くよ~!』

…とメールするとしばらく経って、

やっと返信がきて


大した手術じゃないから、大丈夫だとか

他に色んな友達が来ているから、


あきらは、どうしてもっていうときに

顔を見せてって書いてある。



でも、どうみても

今すぐ来てほしいと言っている感じがしました。



たまたま、仕事が早く終わったので、

面会時間ギリギリだけど、

ひと目見るだけでもいいからと思って、

病院へ行ってきました。



よくよく話しを聞いてみると、


本当は、今回の手術、五軒の病院で

『かなり難しいから出来ません』と断られ、


やっと今の病院で、

手術を受けられるようになったんだとか。。



もう。

ウソばっかりメールに書いてんだから。。。

心配させないようにと思ったんだろうけど。。。


そして、

『なんで来たんだよ~』とか言ってるけど

友達が、『明日手術』という日に、

私にメールをしているんだから


行かないわけにはいかないです。



私は、彼女の手術に間に合うように行ったのは、

何を話すってことではなく、

苫米地ワークスで学んだ【大周天】をするため。




彼女が色々な話をする中で、

ひたすら “気” を送りながら聞いていました。



何を出来るわけではないのだけれど

ちょっとだけ、マッサージしながら。



聞いた話は、

この十数年の間に起こった悲しく、寂しい話。


病室を出た途端、涙が溢れ、

しばらく止まらず困りました。



まだ抽象度が低く、目標が無くなっている。



20代に、ある程度稼いでしまったけれど

他の事での悩みや苦しみ、悔しさの渦に

翻弄されては嘆いている。



きっと、夢も、目標も無くなっているのかもしれない。


舌癌、子宮癌、乳癌と、

どんどん癌に侵されていったようです。




博士がよく言う、

『アメリカの統計では、目標を達成したら、

18ヶ月で亡くなる』という話を思い出しました。



何か、彼女の目標を見つけられるように

話をしたいと思いながら帰りました。




次の日を迎え

再度の治療に行ってきました。



よくよく話を聞いたら・・・

今回の手術は、

乳癌の摘出手術で、両方の乳房を取るという

かなり大掛かりな手術だったらしいです。



1年前、甲状腺の癌の摘出手術の時は、

術後の3日間は、高熱にうなされ、

点滴、道尿その他色々と管だらけで数日間、

ベッドから起き上がれずに過ごしたようです。



今回は、そのときよりも大きな手術だから、

かなり重くなるだろうと、覚悟をしていたそうです。



ところが・・・

手術の次の日に、もう歩いていました。


おもゆやら、ヨーグルトやら、

味噌汁やらもOKです♪



医師が、

『いったい何があったの?なんで?
 奇跡?不思議だ。。。』・・・という話を

していたのだそうです。


本当に、不思議がっていて、
3週間は入院だと思っていたけど
この調子だとすぐに退院できそうだね~と。
(結局、10日間で退院しちゃいました。)



この数ヶ月間、
ずっと大変だったことも話してくれました。
毎晩、眠れなかったらしい。


寝ついても、2~3時間で腹痛が起きてしまい、

まとめて眠れないどころか、
あまりの痛さに時には救急車を呼ぶことも。


それが、手術後は6時間、7時間と眠れている。



そして、手術前は、ふらふらで歩けず
車椅子を使っていたのが、
普通にスタスタ歩けるようになったと

話してくれました。



なんだか、とっても喜んでいました。
嬉しいな~(*^_^*)♪


じつは・・・

私の大周天だけでは心配だったので、
当時は、気功の先生に遠隔治療もお願いしていました
→渡嘉敷先生のブログ。 

http://blog.livedoor.jp/tokashikikikousado/



私の友人への思いと、気功の先生の気と、
色々な相乗効果が現れてくれたのかな。
…と、今は思っています。


今の私は、この出来事以降、
自分自身でも癌の治療が出来るようにと

日々、トレーニング中です。