映画 「インセプション」を繰り返し観ています。
改めて、何度か見返していると、色々な言葉が耳に入ってくる。
最後に、ジュニアが父親の死の直前に
ベッド脇の金庫から、子供の頃の思い出の
風車を取り出し、他界した直後の父親の手をとる時
今まで【愛されていない】と感じていた心が氷解していった。
このことだけで、きっと彼は幸せを感じられたと思うと、
インセプションしたことは、
もしかしたら別の方向へ成功を導いたかも。
愛されていないと感じながらする仕事より・・・
本当は愛されていたのだとわかってからする仕事。
これは、大きな違いを生みそうだ。
親は、子供を辛く苦しめる状況も作ってしまうけれど
本心は、子供の幸せを願っているものである。
たとえ、それが子供の心に届かなくても。
ただ、愛情の表し方を解らないだけだったり、
どうやったら子供が自分の可能性を信じ、
見つけ、開いていくのかを知らなかったために、
自分の思い込みからの子育てをしているだけなんだろう。
しかも、自分の思い込み世界から発する言葉
スコトマだらけの世界の中から発する言葉によって
子供の心を傷つけていることにも気付かない。
それは…子供の心がスコトマに隠れているから。
親に解ってもらえないと悲しかった子供の頃。
今は、なぜそうなっていたのかが観える。
親になって、子供の心を感じられなくなった自分。
今後、子供に対して何をしていくのか?
とことん、スコトマを外してみようと思う。