今年の2月、
小学生の息子が
野球の最中に、骨折しました。
みるみる腫れて、痛がるので、 電話で病院を探しましたが、
休日だったため、病院は,たらいまわし。
公共機関や、6件ほど電話しても、受け入れてくれる病院は見つかりませんでした。
それでも、 一度断られた病院に、泣きついて、
何とか受け入れてもらえたのですが、
先生は、お疲れなのか、不機嫌な様子。![]()
CTを撮りますか?どうしますか?
え?CTですか?。。。、
CTがなければ、治療は困難。 みたいに言われ、
2歳の頃の記憶が、よみがえりました。
一瞬迷い、
‘ 放射能漏れ事故‘ という言葉が、なぜか一瞬よぎりました。
しかし 「まさか、ありえないでしょ
」「これ以上被曝はないわよ」と、
打ち消して
、治療をしてもらいたい一心で 承諾してしまいました。
それから、一か月後、 福島の事故がおこってしまいました。
。。。テレビで、被曝を、CTと比べる報道が続き、
愕然!
CTは、6~7ミリシーベルト/hの被曝量。
え?6μじゃないの?うそでしょ??
。。もう、後の祭りです。 どんなに後悔しても遅い。
どうやっても、1年間、一ミリに抑えることができない。。。。
それに、原発事故による外部被曝、
呼吸による、内部被ばく 水や食物による内部被ばく
全部足し算。
武田先生の言葉が響きます。
コドモは、選ぶことができない。
。。。そのまま、野球は、お休みになってしまいました。
その後、
福島の少年が、野球で、1μシーベルト/hの空間線量の中、
マウンドに立っている姿が報道されていました。
まるで、美談のような報道。
試合が行われたということは、これでも、低い方なのでしょうか?
涙があふれてしかたがありませんでした。
少年たちは、どうしても、マウンドに立ちたかったのでしょう。
高校生活のすべてだったのかもしれません。
でも、その先の、まだまだ続く将来をもっと、大切にしてほしい。
そう願わずにいられませんでした。
