お子さんの不登校でお困りの
ママを助ける島田あきこです。
バロックパール（バロック真珠）をご存じですか？
ポルトガル語で「baroque（バロック）」は
「いびつ」という意味で
従来の丸い形ではなく自然が生み出すその独特な
デコボコの形は、この世にふたつとなく
唯一無二の価値があると言われ近年人気を
集めています。
天然真珠しかなかった時代は、美しい丸い真珠に
価値があり、いびつなゆがんだ真珠は
「価値がない出来損ないの真珠」として扱われて
いたそうです。
（バロックパールの画像が手元にないので
是非ググってみてください）
しかし養殖技術が進み、美しい丸い真珠が
大量に作られるようになった今、
バロックパールに目が向くようになった
とのことです。
バロックパールを愛用されているある方が
「貝の中でお行儀よくしていられなかった
バロックパールという暴れん坊たちが
可愛くて仕方ない。」
と言っていました。
不登校の子供たちって
バロックパールみたいだなあと
思うのです。
毎日早起きして学校に行って
勉強や運動を頑張って
友達がたくさんいて
帰宅してご飯をたくさん食べて
家族と楽しい会話をして
宿題に取り組んで
ぐっすり寝る
そんな子供たちって、息子の不登校で悩んでいた頃の
私には
きれいな丸い形をした高価な真珠
に見えました。
そして不登校で大荒れの反抗をしていた
私の息子は、
「いびつ」で「出来損ない」の
バロックパール
に見えました。
でも不登校の子供たちって
本当にいろいろよく考えていて
「学校に行かない」というものすごく
勇気がいる決断をすることができて
しっかりとした「自分」があるんですよね。
もちろん登校している子供たちを
否定するつもりはありませんが
不登校の子供たちを否定する
つもりもありません。
きれいな丸い形の真珠も美しいけれど
従来の丸い形ではなく自然が生み出すその独特な
デコボコの形は、この世にふたつとなく
唯一無二の価値がある
子供たちだから。
〈キーワード〉 ママ
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