お子さんの不登校でお困りの
ママを助ける島田あきこです。
元不登校の息子が幼かった頃、
いろいろな育児本を読みあさり、
また情報をいろいろと集めて
「叱らない育児」を心掛けてきました。
でも、
叱らないけれど、
怒ったり不機嫌だったり
そんな毎日でした。
当時はどうして自分がそんなに怒ったり
不機嫌だったのかよく分かりませんでしたが、
今振り返ると本当によく分かります。
自分が満たされていなかった
のです。
息子が1才まではナイジェリアに住んでいて
メイド、ドライバー、ナニー（ベビーシッター）が
家にいてくれたので、本当に楽で、まだ
気持ちに余裕がありました。
息子をナニーに預けてお茶会、ランチ会、
クッキングクラス、ディナー、ビーズの会など
自由に楽しく過ごしていました。
しかし、その後、アメリカに引っ越しをして
急に全部一人でやらなくてはならない環境に
なり、まとわりつく息子の相手をしながら
料理をしたり、掃除や片づけをしていると
横で次から次へとおもちゃを投げ飛ばし
ジュースをこぼし、お菓子をぶちまけて
汚していくし、買い物に連れていくと
カートに座ってくれずスーパーを駆け回り
瓶を倒して割ったり、と
本当にイライラして毎日を過ごしていました。
それでも息子に対しては叱らずにいました。
が、いつもイライラして不機嫌そうに
していました。（不機嫌でした）
その後、息子がプリスクールに入学してからは
昼間に少し自分の時間ができて
1人でショッピングモールに出かけたり、
ゆっくりスーパーで買い物をしたり
できるようになり、また少し怒りが
落ち着いてきました。
日本に帰国してからは、警察官に復職したので
早朝からの勤務や宿直勤務もあり、
夫も多忙で帰ってこられない日もあり、
私の母に手伝ってもらいながら
綱渡りの毎日でした。
家の片づけどころではなく
ダイニングテーブルの上は物であふれ
食べるスペースもなく、ちゃぶ台を
床において狭いスペースでくつろぐことも
できない状態で食事を済ませ、
お風呂場も掃除をする時間も気力もなく
サーっと流してお湯をはり
ザラザラしている湯舟につかる。
そして
足で洗濯物の山を押し分け
そこに布団をひいて寝て、
頭のわきにはおもちゃ箱が迫ってきていて
夜中に時々おもちゃ箱の中から
なぜか「○○ちゃん！おはよう！」という
電子音が流れて、その音にまたびっくりするやら
イライラするやらで本当に余裕がない
生活をしていました。
それでも息子には叱らずにいました。
でも毎日怒っていて不機嫌まるだしでした。
息子はほとんどずっと私が不機嫌でいる
のを見て育ってきていて
本当に心に闇を抱えてしまいました。
ママがいつも明るく笑顔でいるご家庭の
お子さんは
たいてい真っすぐ良い子に育っていて
多少の反抗期はあっても
自己肯定感も高く育っているように思います。
私のように、いつも怒っていて不機嫌なママの
元で育っているお子さんは、私の息子が
不登校になったように、不登校でなくても
何かしら問題を
抱えていることが多いように思います。
ではどうやったら怒らずに不機嫌にならずに
いられるのでしょうか。
それはママ自身が満たされることです。
ネット上で匿名を良いことに、人の悪口
バッシング、文句、苦情・・・といろいろと
時間をかけて書きこんでいる人たちは、たいてい
自分が満たされていないので、それをすることで
相手を陥れたり、言いたい放題書き込んで
自分がスッキリするというのです。
自分が最高に楽しくてわくわくしている
時に、子供がコップの水をこぼしたくらい
なんとも思わないことってありませんか？
「そんなの、大丈夫大丈夫。ふけばいいし
乾くでしょ！」と笑って終わりませんか？
逆に、イライラしているときに、子供が
コップの水をこぼしたら
「うわ～～～～、あなた何やってんの！！！！怒怒怒」
となったりしませんか？
ママが満たされていれば、
お子さんの不登校も改善されます。
つまり、
ママが満たされていなければ
お子さんの不登校は改善されません。
まずはママが満たされましょう！
先日、ブルガリバーにランチに行ってきました。
お店の調度品、ウェイターの気配りとさりげない
おしゃれ、お料理の繊細さにうっとりして
かなり満たされた私です。
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