今更って感じですがw



おとといだったかな、ぼーっと見ていたテレビでのある方のインタビューに、思わず感動を覚えてしまったので記事に・・・






アンパンマン。



それは日本人にとってきっと、当たり前のようにヒーローで、当たり前のように知っている存在。


それがこんなにも奥が深いとは思わなかったのだー(失´д`)


正しくいうと、アンパンマンていうより生みの親である、やなせたかしさんが込めた想いに。




『正義』





これがアンパンマンに込められたテーマのひとつ。


まぁこれはわかりきったことなんだけど、その本当の意味をずっと勘違いしてたみたい。


正義って、きっと悪いモノをやっつけるっていうのがほとんどの人のイメージだよね。


バイキンマンをいつもやっつけてたじゃん!て私も思ってたし。


でもここでいう正義は、そんなことよりもっともっと深くて、生きる上では間違いなく一番大切なこと。






『飢えている人に食べ物を差し出すこと、自己犠牲をはらってでも』





その想いには、やなせたかしさんの経験から得た特別な教訓があったようで・・・





以下、引用。



『ぼくはですねぇ、もう老人なので昔戦争にいったことがある。


正義というものは簡単に逆転するんだ。


えーぼくらが戦争に行く時、これは正義の戦いで、つまり待っている民衆を助けるために行くんだと言われたんでね。


その通りだったんです。


ところが終わったらですねぇ、正義は向こうの国にある。そうすると、どっちでも正しいのは何かっていうと、ひもじい人を助けるしかない(笑) 


そりぁあどっちの国に行っても正しいわけだ。だからですねぇ、そういうヒーローを作ろうと思って作ったんですよ』





つまりどの国でもどの立場でもどの時代でも変わらない、絶対的な『正義』…



それは正義を主張して相手をやっつけることではなくて、自己犠牲をしてまでも相手に与えることだ、って言ってるの。



その象徴として食べ物、アンパンマンの顔を食べさせる話になったらしいー。





そんでもってやなせ氏の深イイ発言があったのでいくつかシェア。



”正義のための戦いなんてどこにもないのだ。正義は或る日突然逆転する。正義は信じがたい”



”逆転しない正義とは献身と愛だ。それも決して大げさなことではなく、眼の前で餓死しそうな人がいるとすれば、その人に一片のパンを与えること”



”困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても「正しいこと」には変わりません。絶対的な正義なのです”



”アンパンマンは“世界最弱”のヒーロー。ちょっと汚れたり、雨にぬれただけでも、ジャムおじさんに助けを求める。でも、いざというときには、自分の顔をちぎって食べてもらう。そして戦います。それは私たちも同じ。みんな弱いけれど、そうせずにはいられないときもあるのです”






これを知ってからアンパンマンマーチ聞くと、また更に感慨深い(ノω・`o)



歌詞載せようと思ったけど、著作権法違反にひっかかってしまいそうなので割愛w



代わりにYOUTUBEでどーぞ♪










にほんブログ村 病気ブログ 悪性リンパ腫へ


にほんブログ村