推しの子シーズン2に向けて | ランスロットのブログ

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推しの子、アニメシーズン2が7月から始まります。

これまた原作に沿った内容になるのでしょうが、奇しくもその中には原作者と脚本家による実写化の難しさやトラブルが描かれています。
推しの子の内容の方が時系列では先だったのであの事件を参考にしたのではありません。ご存知、日テレ制作のドラマ「セクシー田中さん」の原作漫画家さんがドラマ制作サイド、特に脚本家とトラブルになって自ら命を絶ってしまった悲しい事件。

推しの子シーズン1にも恋愛リアリティーショーにおける誹謗中傷で演者が自殺未遂をしてしまうというショッキングな描写がありました。これも実際は推しの子原作の方が先で、木村花さんの自32は漫画掲載の後から起きた事件でした。どうも木村花さんのお母様には誤解されているようで推しの子が批判されたみたいですが、真相は上記の通りです。

このように、横槍メンゴさんの描く可愛い絵柄とは裏腹に非常にリアルでえげつない内容も含んだ凄い作品です。「かぐや様は告らせたい」で知られる推しの子の原作者の赤坂アカさんはまるで予言者のような天才ですね。

推しの子にはもう一つの見方、楽しみ方があります。

それは「日本の神話」の神様とキャラクターが重なって見えること。以下は個人的な考察です。

唯一無二の星のもとに生まれた天才アイドル・アイ、トップアイドルながら双子を孕ってしまいます。
彼女と結ばれた男はヒカルという破壊を好むシリアルキラー。

創造と破壊の神、イザナギ・イザナミの伝説と重なります。

「有馬かな」
天才子役として売れるも年齢を重ねるごとに仕事が無くなり、才能があるのに卑屈で捻くれた態度を取ってしまうようになる。しかし過去の反省から仕事では傲慢な態度を改め周囲に気を使う仕事ぶりに変貌。干された経験を引きずり自分を前に押し出せない性格に。力を解放し、才能を発揮した時の有馬かなはまるで太陽のように輝き周囲を明るくします。

彼女は天の岩戸に閉じこもった天照大神(太陽神)の化身ではないかと考えています。

「星野アクア」
アイの双子の子供の1人、アイを殺した犯人を探し、いずれ56そうと計画している。
引っ込み思案な有馬かなを役者として前に押し出し、さらにアイドルグループに入るようスカウトする。

「星野ルビー」
アイの双子のもう1人。アイ殺害時、アイとアクアのとっさの機転でドアを閉められ現場を直接見なかった分、アクアよりも幾分心の傷が浅い。憧れのアイと同じトップアイドルを目指している。1つ年上の先輩、有馬かなを兄と共にアイドルグループに勧誘し、嫌がる有馬かなを半ば強引にグループの顔となるセンターに据える。

双子共々、有馬かなを表舞台に引っ張り出す様はまるで天の岩戸に閉じこもった天照を引っ張り出す力持ちのアメノタジカラオと芸能の神様アメノウズメのようです。

アクアとルビーが前世で亡くなり、転生した土地は宮崎県。日本の神話の発祥地です。

今後、アクアの心の変化、ルビーのアイドルへの道、実は主人公?の有馬かなの覚醒。

目が離せませんね。