公立の音楽学校、進級試験の話。 を書いたところです。
日本の音大を出ると、若くて22歳。フランスの公立音楽学校で、楽器を8歳で始めるとすると、もしとってもうまければ4年のところを飛び級して3年で試験。第二課程ももし3年間で終わるとしたら・・・
14歳で第二課程まで修了。
と言う可能性もあるわけです。4年ずつ学んでも16歳で終了。
そのあとは同じ学校で第3課程、そして最高課程へ進むなり、非常に成績が良ければ国立CNSMを受験する可能性もあるのでは・・・・昔の作曲家たちは、国立を15歳くらいで「終えて」いましたね。
まあこんな具合で、小さいとこから始められるピアノ、ヴァイオリン、フルート・・・・「18組」というように、日本の音大ではなく、国立音楽学校を直接受ける日本人がいるのは、こんな理由なのでしょう。大学卒業を待っていたら入学試験資格さえ失ってしまうのです。大学を休学して留学~卒業し、復学する人もあり。いろいろやり方はあります。
ただ、ここのところ長期留学の申し込み方も、受け入れ態勢もさらに厳しくなりつつあるようです。フランス語の試験があるとかないとか。うーん。大使館のフランス語の案内くらいはなんとか読めるくらいの仏語能力が望まれるようになってきているのかもしれません。英語で書いてあったので、私はくじけました。