おばちゃんが留学したころはね・・・ | パリと音楽と大学と

パリと音楽と大学と

パリにて声楽、シャンソンを指導。パリの音楽学校在学中より、フランス各地・ヨーロッパで様々なコンサートを経験。フランス国家公認声楽講師資格。アラフィフの物語を振り返るつもりです。

なんて、自ら進んでおばちゃん自称することはない私ですが、世の中変わるな~と思って。一世代かわると、違いが大きいですね。(ついていけない、とは言いません)


海外旅行に携帯電話。

留学にパソコン。

メールのやり取り。


当たり前ですね、現在。


日本から外国へ簡単に出られなかった世代というのがあり、みなさん大先輩がいろいろ苦労されてきた、と思うと、私、今でもひよっこ気分なのですが、そんな私でも「私の頃はね・・・」という話ができるようになってきたようです。(//・_・//)


私の頃はね・・・・・


大使館へは手紙を書いたの。質問は電話とか、手紙でしたの。


住むところ決めるにも、あちこち「国際返信用切手」を同封した「国際郵便」を出したの。

返事が来るまでスリル満点。KDDも高かったの。


旅行に出れば連絡が取れないのが当たり前・・・留学中にも電話代が高くてしょっちゅうかけるものではないと思ってました。(月に電話代が10万円いったって友人もいたけど)手紙は最初よく書いてました。そのうち手が痛くなって書けなくなり・・・


現代の文明の機器、何も否定はしないし、こうしてネットを楽しんでます。しかしますますひとりで生きていく力、弱ってきてない?

って気もしてしまうのです。


まあそういうおせっかいを感じるのがおばさん化してんのかな。いや思うだけ、ここで書くだけで、誰にもおしつけはしないけど。