留学生日記77~学生だから~ | パリと音楽と大学と

パリと音楽と大学と

パリにて声楽、シャンソンを指導。パリの音楽学校在学中より、フランス各地・ヨーロッパで様々なコンサートを経験。フランス国家公認声楽講師資格。アラフィフの物語を振り返るつもりです。

こういう学校企画のコンサートでおなじみなのは、生徒の中での批判しあいだ。コンサートの前から、おわったあとにも、あいつがどう、うまい、へた、先生がどうこう、と、聞こえないところで話しているらしい。
あまり加わる機会はなかった。(しゃべれなかった)

これは、学生だからつきものさ・・・のだめを見てみ・・といいたいところだが、残念ながら私は「誰が少女を殺したか」世代なので知らない。まあ、日本の音大では順序がついたりするので、こういう「競争」はしかたないのかも。


なお、日本に比べると、「噂話」は少ないような気がしていたが、周りの日本人によると、
「本人がいなくなると悪口を言っている」のだそうである。それも普通だろう。いない人を材料に、楽しく会話するなんて、普通だろう。

わざわざ「誰誰さんが、あなたの悪口をいってたよ」と”本人に伝える”方が、趣味が悪いというもの。

というわけで、私は陰でいったい何を言われていたのか、何か言われていたのかどうかも全然知らない。