この中には、ファリネリの本も1Eで売りに出されていました。でもストーリーのようなのと、この本の特殊な形が読みにくいので、やめました。普通の本サイズですが、厚みはあっても幅だけが狭くて、非常に開きにくいのです。
段ボール3箱を相手に、競争相手もなくおちついてめくっていき、最初に確保したのは、楽譜ではなく音楽書。
・・・1Eだから。
元の値段が19Eなのですから、お買い得気分。
もっとも本そのものは30ページでぺらぺら。
元が高すぎるんじゃないか!?と思いますが、この手の出版物は、フランスには多いのです。
これは私の来た頃の専門(だった)バロック時代あたりの、フランスのオペラの学校について書かれた本です。この手の本は、ミンコフという出版社がだしています。専門書なので、いずれも高いのだけれど・・・この値段なら買えます。なんか、やっぱり貴重な本を身受けしたような気分。
勉強に来た頃、フランス語がすいすい読めていたのなら、買っていたのかも知れません。しかし、年月が必要で、といいつつも、今もころげながら読んでいます。