留学生日記26~高い学生の昼食~ | パリと音楽と大学と

パリと音楽と大学と

パリにて声楽、シャンソンを指導。パリの音楽学校在学中より、フランス各地・ヨーロッパで様々なコンサートを経験。フランス国家公認声楽講師資格。アラフィフの物語を振り返るつもりです。

来た当時は、何事にも要領が悪かった。食べ物に関しても、特に外食に関しては、無駄遣いもあった。

音楽学校にお昼頃行くと、大変都合が悪い。友人はすでに学校に在籍して一年たっているのだが、まだ学食の利用法を知らないらしいので、いつも出てすぐのカフェに入っていた。私はホットドッグと紅茶を頼んでいた。30フランくらいには簡単になっただろうか、当時1フラン25円くらいで計算していたと思うから、けっこう痛かった。今でこそそのあたりにマクドができたが、まだなかったし・・・ホットドッグも、でかいフランスパンに長いソーセージで、きらいなマスタードが入っていたりして、好んで食べたいものじゃなかったが、サンドイッチよりは暖かいので、冬のさなかには、どうしてもそうなってしまった。


学食に行けば、実は10フランくらいでおなかいっぱいたべられたようであった。しょぼん


サンドイッチを自分で作って持っていくという余裕もなかった。ひとりではまだ入りにくかったカフェ、出費でも、皆で行くのが楽しみといえば、楽しみでもあったけど・・・


女友達とデートして「今日は特別だよね」などといいながら、紅茶とケーキなどカフェで座って頼んでしまえば、


本当は大出費となる。


今d目雄上の頼み方をしたら8ユーロくらいにはなるかもしれない。100円だった時代なら800円で、もうこれでも安くはない。

今、1ユーロ170円とかいうから、とても高いものになってしまうけれど・・・バランスから考えると、当時の1フラン25円くらいは妥当だったように思う。